悩む精神科看護師精神科経験しかない私でも、一般科でやっていけるのかな?
精神科から一般科への転職を考えると、多くの人がここで不安になると思います。
私は精神科経験のみ10年、40歳で医療療養病院へ転職しました。
当時は処置やスピード感についていけず、「10年やってこれ?」と思われている気がして苦しかった経験がありました。
でも今は、精神科看護師でも一般科についていくことは可能だと経験から言えます。
この記事では、実際に転職して感じたことをリアルに解説します。
- 一般科で苦労したこと
- 一般科で精神科経験が活きた場面
- 一般科でついていける人の特徴
一般科でついていける人は“プライドを捨てられる人”


私も最初は「10年やってこれ?」と思われていました。
本当は分からないことを聞くのも怖かったくらいです。
でも、当時を振り返りわかったことがあります。
経験年数のプライドを捨てられる、下記のような人は伸びますし、周りからも良くしてもらえます。
- 分からないことを素直に聞ける
- 年下でも気にせず教わる
- 「できない」を認められる
- 未経験の処置や検査を「やらせてください」と言える
逆に経験年巣のプライドを捨てられない人は、周りから好かれませんし孤立します。
結果、早くに辞めていきます。
- 「今さら聞けない」と質問できない
- できない自分を隠そうとする
- 指摘されると萎縮する
- 未経験の処置や検査を「できるふり」して流してしまう
「一般科そのものが怖い…」と感じている方は、まずこちらも参考にしてください。
精神科看護師が一般科を怖いと感じる2つの理由と対処法


精神科から一般科へ転職すると、多くの人が強い不安を感じます。
私自身もそうでした。
でも今振り返ると、怖かった理由は大きく2つのことでした。
①「自分だけ業務についていけない」と感じやすいから
一般科へ行って最初にきつかったのは、処置そのものより、
「自分だけ業務の流れについていけない」ことでした。
点滴ひとつでも、一般科の看護師は動きが違います。
- 準備
- 判断
- 報告
- 記録
全部が早い。
周りは当たり前のように動いているのに、自分だけ格段に遅い。
この差がかなり苦しかったです。
精神科も、もちろん大変です。
でも一般科とは、“求められる動き”がかなり違う。
だから「自分は場違いなんじゃないか」と思いやすいんです。
対処法|最初は“できない前提”で入る
ここで一番危ないのは、「経験者なんだからできないとダメ」と思い込むことでした。
実際は、精神科しか経験がなければ、一般科の流れについていけなくて当然です。
最初から完璧に動こうとすると、逆に苦しくなります。
② 「経験者なのにできない」が一番苦しかった
正直、技術不足よりきつかったのはこっちでした。
仮にも私は精神科経験10年選手。
でも一般科では、できないことだらけ。
なのに周りからは「経験あるんだからできるよね?」という空気をビシビシ感じる。
だから本当は分からないのに、変なプライドが邪魔してきます。
- 今さら聞けない
- 年下に教わりづらい
- できないと思われたくない
結果、そんな気持ちがどんどん強くなっていきました。
対処法|“できる人”をやめる
変なプライドは邪魔なだけ。、あなたを苦しめます。
逆に一般科でやっていけないのは「プライドを捨てられない人」「できる人に見られたい人」です
- 未経験の処置を「やらせてください」と言えない
- 分からなくても聞けない
- できるふりをしてしまう
こうなると、周りから疎んじられて孤立します。
だから精神科経験しかないことより「できない自分を隠し始めること」の方が危ない。
実際にこういう人たちを数人に見てきましたし、強く感じました。
逆に、精神科経験が活きた場面もあった
もちろん、処置面では一般科経験者に全然追いつけませんでした。
でも、精神科経験が役立つ場面もありました。
特に多かったのが、認知症や精神疾患のある患者さんへの対応です。
一般科でも、認知症や精神疾患のある患者さんは多いです。
- 説明しても拒否される
- 不穏になる
- 急に怒る
- 話が通じない
こういう場面も普通にあります。
その時、距離感を見ながら関わったり、感情を刺激しないように話したりするのは、精神科経験がかなり活きました。
実際、認知症や精神疾患のある患者さんへの対応は、私の方がスムーズにいく場面も多くありました。
一般科は、処置だけできればいい仕事ではありません。
だからこそ、精神科経験が活きる場面も確実にあります。
一般科でついていける人の特徴
結局、一般科でやっていける人は最初から何でもできる人ではありません。
こういう人は素直に質問できて、未経験の処置や検査も積極的に挑戦します。
精神科しか経験ないことは、別に悪いことではありません。
でも、「経験者なんだからできると思われたい」この気持ちが強いとかなり苦しくなります。
だから精神科経験しかないことより“できない自分を隠し始めること”の方が危ない。
これは実際に転職して強く感じたことです。
精神科看護師が転職するならどんな科がおすすめ?
もし一般科転職が不安なら、最初から急性期へ行かなくても大丈夫です。
下記は精神科看護師が働きやすい転職先です。
- 医療療養病院 (療養病院)
- 慢性期病棟 (慢性期)
- 回復期リハビリテーション病棟(回復期リハ)
- 介護老人保健施設(老健)
この4つは比較的落ち着いて学びやすい環境です。
私自身も、医療療養病院からだったから続けられた部分は大きかったと思います。
「急性期に行けない=ダメ」ではありません。
段階的に慣れていく方が、結果的に長く続けやすいです。
👉「どんな職場なら精神科経験でも働きやすいのか?」を詳しく知りたい方はこちら。
ただ、自分だけで探すとブラック病院を選ぶ可能性もあります。
安全策は、精神科経験者に合う職場を知っている担当者に相談することです。
まとめ|精神科看護師でも一般科についていける
精神科から一般科へ転職すると、最初はかなり不安だと思います。
実際、私も何度も「向いてないかも」と思いました。
必要なのは完璧にできることでも、最初から自信があることでもありません。
一番大事なことは「プライドを捨てること」「できないこと」を認めて、少しずつ覚えていくことです。
焦らず、自分に合う環境から始めてみてください。
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