新人看護師さんが行くべき、おすすめの科は何科?
新人看護師が一番最初に働く科は何科がいいのかな?
新人時代に基本を身につけることが大事だよ。
新人看護師はきちんと基本が身につく科に行くべきだね。
新人看護師のあなたは最初にどの科で働きたいですか?
最初に行く科で基本を身につけないと、同期と埋められない差がついてしまいますよ。
後から基本を身につけるのは大変です。
新人看護師が最初に行くべき科はズバリ「内科」です。
そして最初に行くべき科でないのが「精神科」です。
この記事では「なぜ最初に行くべき科は内科なのか?」逆に「最初に行くべき科ではない科が精神科なのか?」を解説します
この記事の内容
- 新人看護師さんにおすすめの科は「内科」です
- 新人看護師さんが最初に行ってはいけないのが「精神科」です
そういう僕も最初に行った科は「精神科」でした。
やはり特殊な科なので、基本的手技や急変時の対応など新人時代に学びたいことが学べず、後から勉強して苦労した経験があります。
僕自身が失敗した経験があるので、新人看護師さんはやはり最初は「内科」でしっかり勉強することを強くおススメします。
それぞれの理由は後ほど解説していきます。
この記事はブラック企業サラリーマンから准看護師を経て看護師に転職し看護師歴16年。
ケアマネージャーと認知症ケア専門士の資格を持つ管理人が書いています。
新人看護師さんにおすすめの科は「内科」です
ズバリ新人看護師さんにおすすめの科は「内科」です。
なぜ精神科や産婦人科ではダメなのでしょう?
この最初をを間違えるとその後の看護師人生に、大きなマイナス要因を与えてしまいます。
なぜ「内科」がおすすめの科なのか?
当たり前ですが、新人時代に「看護師の基本」をしっかり作らないといけないからです。
「看護師の基本」が一番効率よく身につくのが「内科」です。
これが精神科や産婦人科などの、特殊な科では難しくなってきます。
①おすすめの科の理由
『基本をきちんと学べる』
内科は肺炎や胃潰瘍などの基本的な疾患が多いので、それにともない人体の構造も学びやすいです。
基本的な検査や処置も多いので、検査や処置のことも学びやすいです。
これらの基本的なことが多い環境なので、基本的な看護技術は内科が一番学びやすいことが理由です。
②おすすめの科の理由
『様々な疾患が学べる』
内科では呼吸器・循環器・泌尿器など併発している患者さんが多く、その為に様々な疾患を経験して学ぶことが出来ます。
また整形外科など他の科との混合病棟も多いので、他の科の疾患を学ぶこともできます。
③おすすめの科の理由
『急変も経験できる』
避けては通れないのが患者さんの急変です。
内科では急変は日常茶飯事ですし、その為に急変し死亡することも多いです。
経験することが多いので、しっかり勉強することが出来ます。
下顎呼吸や意識レベル低下などは、テキストで理解していても実際に看ないとわかりません。
実際に看ることで「何をすべきか?」がわかり体も動くようになります。
急変や死後処置も数をこなさなければ、実践力もついてきません。
④おす新人看護師さんが行くべき、おすすめの科は何科?すめの科の理由『後から基本をやるのは超大変』
後から基本をやるのは大変です。
実際の現場では、かなり年下の人が年上の人に教えることもよくあります。
そういう場面がどうこうというわけではありません。
変な癖や考え方がついてしまって、直すのに一苦労することも珍しくありません。
最初にしっかりとしたところで、しっかりとした基本を固めなければ、その後の看護師人生にマイナス要因になります。
新人看護師さんが行ってはいけないのが「精神科」
ぶっちゃけ言うと最初の配属が精神科だと、看護師人生のスタートにかなり差がついてしまいます。
なぜ「精神科」だと差がつくのか?
看護師業界では精神科しか経験が無いと、他の科ではやっていけないといわれています。
なぜ同じ看護業界でこんなことが言われてしまうのでしょうか?
①内容が特殊で基本を学ぶのが難しい
精神科は精神疾患を看るのがメインになります。
業務内容も注射や点滴は少なく、検温のほかはレクレーションなどが多く、業務内容が特殊なので基本が学べません。
他の疾患を併発していることも多いですが、病状が重くなると精神科では対処できないので他の科へ送ることになります。
このような事情があるので、精神科で基本を学ぶのは難しいのです。
②行きたくない科のナンバー1
現役看護師の「行きたくない科ナンバー1」でもあります。
患者さんから看護師への言葉の暴力やモラハラ・セクハラも多く精神的にまいっている看護師は多数います。
看護師の日常のかかわりで精神状態が変化することも多いので、日常のかかわりにも常に注意が必要です。
これらが重なるので、精神科看護師の精神的ストレスはかなり多いです。
③精神科以外では働けなくなる
精神科の勤務年数が長くなり精神科になれてしまうと、他の科では働けなくなってしまいます。
なぜなら、「基本が身につかない」ので他の科で働くことが出来なくなるのです。
言葉は悪いですが精神科しか経験が無いと、他の科では「使えない」とみなされてしまうことが現実です。
理想は内科からあなたの行きたい科へ
キャリアの積み方として理想的なのは、まずは内科で基本をしっかりと固めてから、あなたの理想とする科へ行くのがベストです。
しっかりとした基本を身につけておけば、他の科で活かせますし新しいことにも対応できます。
今の職場がどうしてもあわないなら、転職を考えた方がいいかもしれません。
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まとめ
- まずは「内科」でしっかりと基本を固める
- 「精神科」では基本を学ぶのは難しい
- 「内科」でしっかり基本を固めてから「あなたの希望の科」へ行くのがベストな道
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