元精神科看護師が「精神科のみのキャリアに不安を感じる精神科看護師さん」の失敗しない一般科への転職をサポートします。

精神科看護師が一般科で活かせるスキルとは?転職後に気づいた4つの強み

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悩む精神科看護師

精神科経験しかない看護師って、スキル無いのかな?

一般科への転職を考えた時、こんな不安を感じたことはありませんか。

私はメチャクチャありました。

実際、療養病院へ転職した直後は採血や処置、薬の知識などで苦労しました。

身体管理や急変対応については、一般科経験者の方が桁違いで上です。

だから精神科看護師が劣等感を抱くのは当然だと思います。

ただ、一般科に転職してわかったことがあります。

精神科で身につけた経験にも、一般科で役立つものがあったということです。

この記事を書いた人
  • 元精神科看護師
  • 新卒から精神科のみ10年勤務
  • スキル不足の不安から40歳で一般科へ転職
  • 現在は一般科勤務15年
  • ケアマネ、認知症ケア専門士の資格あり
ノブと申します。

この記事では、精神科から療養病院へ転職した私の経験をもとに、実際に活かせたスキルについてお伝えします。

目次

精神科看護師は「自分にスキルがない」と思いやすい

精神科から一般科へ転職すると、多くの人が最初に壁にぶつかります。

私もその一人でした。

転職直後、プリセプターから「処置の準備ができていない」「準備が9割って言葉知ってる?」ときつく言われたことがあります。

当時は必死だっただけに、かなり落ち込みました。

精神科では当たり前だったことが通用しない。

逆に一般科では当たり前のことができない。

そんな現実を目の当たりにしました。

正直に言うと、その頃は「精神科でやってきたことって意味があったのかな」と本気で思っていました。

一般科で役立つ精神科スキル

身体管理や急変対応は一般科経験者の方が確実に上です。

それでも、精神科で身につくスキルの中には一般科で役立つものがあります。

私が実際に活きたと感じた4つのスキルを紹介します。

①患者さんのペースを読む力

精神科看護では、患者さんとの距離感やタイミングを考えながら関わります。

転職後、認知症で拒否が強い患者さんに対して、目線を合わせながら反応を見て関わったところ、少しずつ受け入れてもらえるようになりました。

これは精神科で日頃から行っていた関わり方です。

その時初めて「精神科経験は無駄じゃなかった」と思えました。

認知症患者さんや治療拒否のある患者さんへの対応では、この力が役立ちます。

②表情や空気感の変化に気づく観察力

精神科看護師は、表情や声のトーン、会話量などの小さな変化を観察する習慣があります。

高齢患者さんは体調不良をうまく伝えられないことも少なくありません。

そのため「今日は何か違う」という違和感に気づけることは大きな強みです。

小さな変化に気づく力は、精神科だけでなく高齢者看護でも役立ちます。

③不穏対応力

精神科では、患者さんの興奮や不安に対応する場面が少なくありません。

認知症やせん妄の患者さんに対しても、

  • 否定しない
  • 感情を受け止める
  • 刺激を減らす
  • 安全を確保する

といった関わり方が求められます。

こうした対応は一般科や療養病院でも役立ちます。

患者さんを落ち着かせながらケアを進める力は、精神科看護師ならではの強みです。

④関係構築力

精神科看護は、患者さんとの信頼関係が欠かせません。

転職後、看護部長から「患者さんへの対応に暖かさを感じる」と言われたことがありました。

また同僚からも「あなたが対応すると落ち着く患者さんが多い」と言われることがありました。

精神科で培った関係構築力は、転職先でも活かせるスキルだと感じています。

精神科経験が活かしやすい職場

精神科経験は、どの職場でも同じように活かせるわけではありません。

例えば急性期病院では、身体管理や処置能力がより求められます。

一方で、認知症患者さんとの関わりやコミュニケーション力が求められる職場では、精神科経験が強みになります。

精神科経験が活かしやすい職場
  • 医療療養病院(療養)
  • 回復期リハビリ病棟(回復期リハ)
  • 介護老人保健施設(老健)

その中でも私がおすすめしたいのは療養病院です。

認知症患者さんへの対応を活かしながら、採血や点滴などの一般科スキルも身につけられるからです。

精神科経験を土台にしながら、新しい経験を積みたい人には向いている環境だと思います。

私も転職前は不安でした。

実際に転職して感じたことは、こちらの記事でまとめています。

👉精神科看護師でも一般科についていける?転職して感じた現実

精神科看護師は一般科で通用しますか?

答え:少し時間はかかりますが通用します。

最初は採血や処置、身体管理などで苦労することもあります。

しかし、認知症対応やコミュニケーション能力など、精神科で培ったスキルが役立つ場面も少なくありません。

不足している部分は転職後に学べるため、精神科経験だけで転職を諦める必要はありません。

精神科から一般科への転職方法については、こちらの記事で詳しくまとめています。

👉 精神科看護師が一般科へ転職するための完全ガイド

まとめ|「精神科しか経験がない」は本当に弱みなのか

私は長い間「精神科しか経験がない」という言葉を弱みだと思っていました。

でも転職してわかったのは、「精神科しか経験がない」のではなく、「精神科を経験してきた」ということです。

もし今、不安を感じているなら、その経験まで否定する必要はありません。

精神科で積み上げてきたものは、一般科でも必ず活きる場面があります。

もし今「自分にも活かせる職場があるのかな」と思ったなら、一度求人を見てみることをおすすめします。

療養病院や慢性期病院には、精神科経験を活かしながら働ける職場もあります。

👉レバウェル看護で精神科経験を活かせる求人を見てみる

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