精神科しか経験がない40歳。一般科は正直こわかった

私は精神科しか経験がなく、すでに40才になっていました。
この年で「看護技術や身体アセスメント能力が全然ないこと」に焦りと恐怖を感じていました。
「今さら一般科なんて無理じゃないか」
そう思っていたのは、きっと私だけではないはずです。
それでも運よく、私は医療療養病院に転職することができました。
配属先は、患者さんのほとんどが高齢者の一般病棟でした。
医療療養病院は「ゆるふわ系?」そんなわけない理由

医療療養病院と言うとゆったりとした雰囲気で、積極的な治療は行わず看護技術もそんなに行わないというイメージがあるかもしれません。
いいえ、世の中そんなに甘くはありません。
私がそこで目にしたのは心電図モニター、呼吸器、輸液ポンプ、ターミナルの患者さん。
精神科とは別世界で、スタッフは忙しそうに動き回っている。
まさに体験したことのない異空間でした。
「本当にここでやっていけるのか?」内心はオワタとビビり散らかしました。
ここは“プチ急性期”だった

私の配属先は、医療療養病院の中の一般病棟でした。
院内や関連施設で急変した患者さんが運ばれる治療病棟です。
かんたんに言うと「プチ急性期」みたいなものです。
落ち着いているイメージのある医療療養病院ですが、急変はもちろんのこと、入院中に状態が悪化することもあります。
すべての家族が看取りを望むわけではなく、積極的な治療を希望されるケースもあります。
そんな時に療養病棟では対応できません。
そこで活躍するのがこの治療病棟です。
最初の2年間が今の私を作った

ここで私は最初の2年を過ごしました。
最初は大変でしたが、急変対応も看取りも数多く経験することができました。
急変対応はとても数え切れません。
看取りは30から40ほどあり、一人で二人看取った経験もあります。
こう聞くと「大変そう」と思うかもしれません。
でも、この経験があったからこそ看護師として成長できました。
あのまま年を取っていたかと思うとゾッとします。
楽じゃなかったけど辞めなかった理由
ぶっちゃけ続けてこれたのは「適度な忙しさ」「残業がほぼ無い」からです。
もし昼休みも取れないくらい忙しく毎日残業なら、心も身体がもたずとっくに辞めていました。
ぶっちゃけ、一般科に転職してもついて行けず、精神科に戻る人の多くはこのパターンです。
精神科看護師だからこそ、無理せず適度な忙しさと残業のない環境で経験を積むことが大事です。
激務な職場でなければ、精神科出身でも一般科で長く働くことは可能です。
今だからこう言えますが、初日は本気で「やばいところに来てしまった」と思いました(笑)
でも大丈夫です。
職場選びさえ間違えなければ、精神科出身でもちゃんとやっていけます。
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とはいえ、今すぐ転職する必要はありません。
まずは情報収集からでも充分です。

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