元精神科看護師が「精神科のみのキャリアに不安を感じる精神科看護師さん」の失敗しない一般科への転職をサポートします。

完全版|「精神科から一般科へ転職」失敗しない看護師転職の方法とは?

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この記事はこんな人におすすめ
  • 精神科から一般科へ転職したい看護師さん
  • 精神科から一般科への転職に不安がある看護師さん
  • 精神科から一般科へ転職して長く働きたい看護師さん
新人ナースちゃん

精神科から一般科に転職する方法をくわしくおしえて?

「精神科から一般科」への転職は「一般科から一般科への転職」と違い特殊なケースです。

ぶっちゃけ、一般科に転職してもすぐ辞めて精神科に戻る方が多いです。

そうならないためには

一般科に転職すると「どんな困難があるのか?」そのために「どんな対策が必要なのか?」を知って対策を立てておく必要があります。

この記事では上記をロードマップ形式で解説します。

読むことで、すぐ辞めることなく「精神科から一般科に転職する方法」を理解することができます。

ここで少し自己紹介をさせて下さい。

筆者の経歴
  • 元精神科看護師、新卒で精神科病院に入職し精神科のみ10年経験する。
  • 精神科のみ10年経験後、40歳で一般科(療養病院)に転職する。
  • 現在は一般科に勤務し13年目になる。
  • ケアマネージャー、認知症ケア専門士の資格あり
筆者のノブと申します。

私自身が40歳で「精神科から一般科」に転職した経験者です。

その経験から解説していますので、20代30代の方なら確実に再現できます。

ぶっちゃけ一般科を2~3年経験するだけでも、かなりスキルアップできます。

一般科に転職して「精神も身体も看れる看護師」にスキルアップしましょう。

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目次

なぜ精神科看護師が一般科で学ぶ必要があるのか?

精神科看護は本当に大変です。

患者さんからの暴言や暴力もありますし、業務内容も肉体労働が多いので、心身共にタフでないとやっていけません。

それだけやりがいのある科でもあります。

大変だけどやりがいのある科なのに、なぜ一般科に転職する必要があるのでしょうか?

精神科勤務でも一生生活していけますよね?

ですが、すでに時代は変わっていっています。


あなたは「2025年問題」を知っていますか?

2025年問題

2025年問題には75歳以上の後期高齢者が全人口の約18%になり、2040年には65歳以上の高齢者が全人口の約35%、超高齢化社会になるといわれています。

精神科にもこの流れで高齢者の患者さんが増えていき、それだけ身体アセスメントも一般科スキルも求められる時代が目の前まできています。

これからはどの科でも、確実に一般科スキルが必要な時代です。

時代は変わっていっているのに、精神科のキャリアしかないと「急変対応ができない」「CV、PICC挿入の介助ができない」という、つらい未来が待ち受けています(これらは一般科で1年働けばできるようになります)。

目の前に2025年問題がきているのに、このまま精神科で働いていても一般科スキルを身につけることはできません。

なので、これからの時代を生きていくためには、一般科で経験を積むことが必要になります。

一般科から精神科への転職は何歳からでもできますし、むしろ優遇されます。

ですが精神科から一般科への転職は、若いうちしかできません。

20代、30代のうちに一般科で経験を積んでおくことが「あなたの未来への投資」になります。

精神科看護師が一般科で学ぶ必要性を、下記の記事でさらに詳しく解説します。

ですが、本当に一般科でやっていけるのでしょうか?

本当に精神科看護師が一般科に転職してやっていけるのか?

新人ナースちゃん

一般科スキルが必要なのはわかるけど、本当に一般科でやっていけるの?

実際に精神科から一般科に転職してもやっていけず、すぐに辞めて精神科に戻る方は多いです。

ぶっちゃけ、やる気や気合だけではやっていけません。

なんの予備知識もなく転職したら、すぐ辞めて精神科に逆戻りするリスクはかなり高いです。

精神科にまた戻らないために、事前に「どんな試練や困難が待っているのか?」
「それらを克服するためには、どんなことをすべきなのか?」を知って対策を立てる必要があります。

そのうえで「やる気」と「行動力」をもって臨むことで一般科でやっていくことが可能になります。

精神科看護師が一般科に転職してやっていくためには「人間関係のコツ」や「ちょっとした処世術」
も必要です。

それらことを下記記事でくわしく解説します。

一般科に転職する前に知っておくべきこと

一般科は精神科と仕事内容も雰囲気も全く違います。

精神科と同じ感覚でいると失敗してしまいます。

下記のことは事前に知っておきましょう。

一般科に転職する前に知っておくべきこと
  • いきなり急性期へ転職するのは不利
  • 転職先では経験年数でみられる
  • 一般科は想像以上に大変
  • 上司や同僚に相談してはいけない
  • 女社会で生き抜く覚悟を持つ

いきなり急性期へ転職するのは不利

それでは順に解説していきます。

精神科からいきなり急性期へ転職するのはおすすめできません。

急性期へ転職した多くの方は、忙しい環境になじめずすぐに退職しています。

なので、最初は慢性期で一般科に慣れることをおすすめします。


しかし、多くの急性期は精神科看護師を欲しがってはいません。

なぜなら、急性期は超忙しいので、すぐに働ける即戦力を欲しがっています。

また新卒からの人気も高いので倍率も高いからです。

くわしい理由は下記記事を御参照ください。

転職先では経験年数でみられる

あなたが精神科で5年経験があったとします。

たとえ一般科の経験がなくても転職先では「臨床経験5年目の看護師」としてみられます。

多少の考慮はありますが、経験年数なりの知識と技術が求められます。


ですが、安心してください。

3か月の試用期間とプリセプターがつきますし、未経験の看護技術は見学から入ります。

しっかり見学して自己学習していけば、だんだんと一般科の業務に慣れていきます。

一般科は想像以上に大変

一般科は精神科に比べて常に時間に追われています。

慢性期でも常にスケジュールは詰まっていますし、急変や緊急入院もあります。


今までの倍は忙しくなります。

精神的にも肉体的にも一般科は想像以上に大変な職場です。

上司や同僚に相談してはいけない

上司や同僚の中には、あなたに一般科に転職して成長してほしくない人もいます。

そんな人達に相談したら「精神科でもやっていける」「精神科も一般科に負けてない」と引き止めてきます。

なので、上司や同僚に相談してはいけません。

上司や同僚には転職することを決めてから「報告」しましょう。

本当にあなたのことを思うなら、一般科に転職して成長しようとしてることを止めません。

むしろ応援するはずです。

女社会で生き抜く覚悟を持つ

一般科は「女性の職場」です。

病棟看護師はほぼ女性で、男性は医師と男性看護師一人だけとか珍しくありません。

精神科のように男性職員は多くないです。

そんな女性社会ですから「女社会で生き抜く覚悟を持つ」ことが大切になります。

基本的に女性は「自分に同調してほしい」という思いが強い同調脳の持ち主です。

相手にうまく同調して嫌われないようにすることが必要です。

くわしくは下記記事のなかで解説します。

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「精神科から一般科へ転職」転職成功6つのポイント

ただやみくもに転職活動を行っても成功はしません。

あなたが「なにをしたいか?」「どんなことを大事にしたいか?」「何のために転職するのか?」などをはっきりさせないと「こんなはずじゃなかった」と後悔することになってしまいます。

あなたの理想の職場に転職するため、下記の6つのポイントを意識して転職活動を行いましょう。

転職成功のポイント
  • 転職する期限をきめる
  • 自己分析を行う
  • 転職の目的を決める
  • 希望の条件の優先順位をつける
  • 応募先の内部情報(人間関係、離職率など)を入手する
  • 看護師転職サイトを使う

転職する期限を決める

人は期限を決めないと先延ばしにする天才です。

なので「私は〇月までに転職する」と期限を決めましょう。

通常の看護師転職は3か月が目安になりますが「精神科から一般科への転職」は全く違う科への転職なので6ヶ月を目安に期限を決めるのがおすすめです。

私は12月から転職活動をはじめて翌年5月に入職しました(計6ヶ月)

結果、時間がなくてあせることも無く余裕を持って転職することができました。

自己分析を行う

自己分析はあなたの転職のもとになる「原案」のようなものです。

まず自分のキャリアやスキルを振り返り、全て文字にして可視化します。

そのうえで「自分の長所」「自分の短所」「自分がなにをしたいか?」「なにを大切にしたいか?」「なんのために転職するのか?」がはっきりします。

ここをクリックすると自己分析のやり方にジャンプします。

転職の目的を決める

ほとんどの方は「一般科スキルを身につけたい」「急変対応ができるようになりたい」とスキルアップが転職の目的になるでしょう。

このような直近のことだけではなく、5年後や10年後のことを決めておくことが必要です。

例えば「5年後に認知症認定看護師になる」「5年慢性期で働いてから急性期に転職する」のように具体的にどんなキャリアを積みたいかも考えておきましょう。

希望の条件に優先順位をつける

あなたの希望する条件に優先順位をつけましょう。

「精神科から一般科への転職」だからといって仕事面ばかりを優先してはいけません。

仕事面は優先順位が高いですが、仕事ばかりだと精神的にも体力的にももちません。

「残業が少ない」「休みがしっかりとれる」「収入を増やしたい」といったプライベートの充実も必要です。


プライベートな時間がなければ仕事の勉強もできません。

仕事面とプライベート面のバランスをとって優先順位をつけましょう。

応募先の内部情報(人間関係、離職率など)を入手する

応募先の内部情報を入手することは「精神科から一般科へ転職」成功のカギです。

ストレスなく長く働くにはよい職場環境が必要です。

人間関係やパワハラの有無、離職率や昇給率などを事前に知っておくことで「こんなはずじゃなかった」と辞めてしまうことを避けられます。


信用できるところから内部情報を入手しましょう。

そこで必要なのが看護師転職サイトです。

看護師転職サイトを使う

前述しましたように「精神科から一般科へ転職」で重要なのは「信頼できる情報を集めること」と「手厚い転職サポートが必要」です。

これらは他の転職方法や自力での転職ではかなり困難です。

また転職先との給与や雇用条件の交渉など個人ではかなりハードルが高く、場合によってはあなたの印象が悪くなることもあります。

あなたの転職の良きパートナーとして看護師転職サイトを使いましょう。

手厚いサポートと的確なアドバイスをもらえます。

上記の1から5の方法では入手できる情報は限られていますし、手厚い転職サポートも受けられません。

  • 完全無料で利用できる
  • 手厚い転職サポートを受けられる
  • 信頼できる情報を入手できる
  • 情報収集だけでも利用できる
  • 希望の求人がなければ転職しないでもいい

「精神科から一般科へ転職」は看護師転職サイトの利用がおすすめな理由


まず精神科から一般科へ転職する方法は6つあります。

看護師の転職方法
  1. 病院など医療施設のHPで探す
  2. 新聞、フリーペーパーなどの求人広告から探す
  3. 知人に紹介してもらう
  4. 転職エージェントを利用する
  5. ハローワーク、eナースセンターを利用する
  6. 看護師転職サイトを利用する

6つの方法がありますが「精神科から一般科への転職」に一番適しているのはどれでしょうか?

答え:「精神科から一般科への転職」に一番適しているのは看護師転職サイトです。

なぜなら「精神科から一般科への転職」で重要なのは「信頼できる情報を集めること」と「手厚い転職サポートが必要」だからです。

上記の1から6の方法では入手できる情報は限られていますし、手厚い転職サポートも受けられません。

看護師転職サイトの特徴

  • 完全無料で利用できる
  • 手厚い転職サポートを受けられる
  • 信頼できる情報を入手できる
  • 情報収集だけでも利用できる
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「一般科に転職したらどんな困難があるのか?」「その困難を乗り越えるためには必要なのか?」

これらを知るためには「信頼できる情報」と「手厚い転職サポート」が必要になります。

看護師転職サイトを使った場合と使わなかった場合を下記で比較しました。

看護師転職サイトを使うと
他の転職方法を使うと
  • 豊富な転職先から自分にあった求人を紹介してもらえる。
  • 応募書類の添削や応募先とのスケジュール調整をやってもらえる。
  • 担当者から直接情報を聴けて質問できる。
  • 応募先の内部情報を教えてもらえる。
  • 転職サポートを受けることができる。
  • 転職先を自分で探す必要がある。
  • 応募書類の準備や応募先とのスケジュール調整を自分で行わなければならない。
  • 応募先の情報収集がHPなどで限られている。
  • 応募先の内部情報を収集できない。
  • 転職サポートを受けられない。

比べてみると「応募書類の添削や応募先とのスケジュール調整をやってもらえる」「転職サポートを受けることができる」など、他の転職方法よりも看護師転職サイトを使うほうが有利なことがわかります。

これらのことから「精神科から一般科への転職」には看護師転職サイトの利用が一番適しています。

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実際の転職の流れを解説|自己分析から入職まで

精神科から一般科への転職の流れは下記になります。

精神科から一般科への転職の流れ

  • 自己分析を行う
  • 「急性期か慢性期?」「どの科に転職するか?」を決める
  • 一般科へ転職のための予習を始める
  • 応募したい求人を決める
  • 応募先の情報収集を行う
  • 履歴書・職務経歴書の作成と面接準備を行う
  • 自分の希望条件に合う求人に応募する
  • 職場見学を行う
  • 面接を受ける
  • 内定をもらったら承諾・お断りの連絡をする
  • 退職届を出す
  • 退職手続き・引継ぎを行う
  • 入職する

それでは順に解説していきます。

自己分析を行う

まず最初に自己分析を行います。

まず最初に「あなたの経歴」「あなたのスキル」を箇条書きで全て書き出しします。

そこから「あなたに足りないこと」「あなたがやりたいこと」「あなたが大事にしたいこと」「あなたの理想像」を書き出していきます。

自己分析のくわしいやり方は下記をご参照ください。

「急性期か慢性期?」「どの科に転職するか?」を決める

自己分析の結果から「急性期か慢性期?」「どの科に転職するか?」を決めます。

ここで注意したいのは一般科スキルを身につけたいからといって、いきなり急性期病院を転職先にしないことです。

いきなり急性期に転職するとハード過ぎてついて行けず、辞めてしまうことになります。

どうしても急性期が希望の方は、まず慢性期で2~3年経験を積んでから行くことをおすすめします。

大事なのは「長く働きやすい環境」を選ぶことです。

急性期よりも慢性期を選びましょう。

次に「慢性期病院」の中で「どの科に転職するか?」を決めましょう。

精神科から一般科への転職」で長く働きやすい環境は?

「慢性期、療養病院の中の治療病棟かんたんに言うと「プチ急性期」のようなかんじです。

「慢性期、療養病院の中の治療病棟」をおすすめする理由は下記で解説します。

看護師転職サイトで情報収集して応募先を決める

「急性期か慢性期?」「どの科に転職するか?」を決めたら実際に応募したい求人を決めます。

ぶっちゃけ看護師転職サイトが一番求人情報量と求人先の内部情報を持っています。

看護師転職サイトを利用して応募したい求人を決めましょう。

当サイトのおおすすめ看護師転職サイト

長く働くためには人間関係やパワハラの有無などの内部情報が必要です。

なので看護師転職サイトでは、職場訪問でリアルな内部情報を把握しています。

担当者に相談して、雇用条件以外にも内部情報を教えてもらいましょう。

また、自分の目で情報収集することも大切です。

看護師の病院口コミ・求人サイト 【ナスコミ】で情報収集できます。

もし担当者との情報に相違があった場合は、担当者に再度相談してみましょう。

長く働くために必要な内部情報

  • 職場の人間関係
  • 定着率と離職率
  • 働く人の年齢層
  • 休みの取りやすさ
  • 各種手当の詳細内容
  • シフトの組み方
  • 昇給率
  • 基本給の内訳や賞与との関係
  • 看護師一人に対する患者数(日勤、夜勤)

看護師転職サイト利用のコツは複数サイトに登録することです。

最低2サイトは登録してください。


おすすめは「看護roo」と「レバウェル看護」の組み合わせです。

理由は「看護roo」の手厚いサポートと「レバウェル看護」の求人数の多さで転職活動がスムーズになるからです。

また、一つの看護師転職サイトで希望する求人がみつからない場合もあります。

複数登録しておけば、また違う看護師転職サイトで求人を探すことができます。

一般科へ転職のための予習を始める

一般科に転職してから困らないように、最低限必要なことを予習しておくことが必要です。

入職してから必要になることなので、やっておくと心の余裕ができます。

予習しておく科目は「基礎看護」と「各部位の代表的な疾患」。

全部予習する必要はありませんが、下記は予習しておきましょう。

「基礎看護」で予習するところ

  • 看護技術
  • 急変時の対応
  • 致死的不整脈
  • ゾーニングとフルPPEの着脱

「各部位の代表的な疾患」で予習するところ

  • 脳梗塞
  • 心不全
  • 肺炎
  • 胃・十二指腸潰瘍
  • 腎不全

学生時代のテスト勉強のようにがっちり勉強する必要はありません。

おおまかに抑えておく程度で大丈夫です。

くわしくは下記記事を御参照ください。

職務経歴書・履歴書を作成する

職務経歴書と履歴書を作成しましょう。

病院によって手書きかパソコン入力か指定がある場合がありますので、事前に確認する必要があります。

履歴書の作成で一番大事なのは「志望動機」です。

応募先は志望動機であなたのやる気や人柄をみています。

志望動機では「今すぐは無理でも、将来的には当院に貢献してくれるメリットがある」と思ってもらえる志望動機が必要です。

下記で採用される方の志望動機の書き方を解説しています。

応募先の職場見学を行う

応募先の職場見学を行いましょう。

求人情報ではクリーンにみえても、実際に見学するとブラックな雰囲気なこともあるからです。

くわしい日程は看護師転職サイトの担当者がセッティングしてくれます。

職場見学したら下記はチェックして下さい。

当てはまったらブラック病院な可能性が高いです。

職場見学でチェックすること

  • 施設内はきちんと掃除されているか?
  • 受付の態度は悪くないか?
  • 職員はいきいきとしているか?
  • 案内してくれる職員は横柄な感じではないか?

職場見学して問題がなかったら正式に求人に応募します。

面接の日程調整や必要書類の確認などは、看護師転職サイトの担当者がセッティングしてくれます。

ですが、職場見学で違和感やおかしいと思うことがあったらいったん保留にしてもらいましょう。

そこはブラック病院である可能性が高いです。


担当者から失礼のないように連絡をしてもらえます。

再度、担当者と相談し内部情報の確認を行ってください。

ブラック病院の見分け方は下記を御参照ください。

直属の上司に退職の意思を伝える

ここまでで、完全に転職の意思を固めたら直属の上司に退職の意思を伝えます。

労働基準法では退職の申し出は退職日の2週間前まででとされています。

ですが、引継ぎの関係もありますしトラブルを避けるためにも、最低2か月前には伝えておきましょう。

そうは言っても引き止められる場合もあります。

その際は看護師として成長するための「ポジティブな退職理由」があれば、引き止められずに円満退職できます。

円満退縮するための理由は下記をご参照ください。

看護師転職サイトの面接対策を受ける

面接の日程も組んで上司に退職の意思を伝えた後は、面接対策を行います。

看護師転職サイトは「応募先の面接内容」を知っていますので、面接対策を受けてください。

面接でおさえておくこと

  • 応募先の病院がどんな人材を欲しがっているか?
  • 面接ではどんな質問をしてくるか?
  • 逆質問で好感を持たれる質問はどんな質問か?

以上をふまえたうえで面接対策を行ってくれます。

受けることで、いきなり面接を受けて緊張して失敗することも防げます。

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転職先の面接を受ける

いよいよ面接です。

面接では「面接を受けている」という受け身の姿勢ではなく「自分も病院をみている」という意識をもってください。

「自分も病院をみている」意識を持つ理由

  • 変に下手になってしまうのを防ぐ
  • 冷静になり落ち着いた受け答えができる
  • 圧迫面接などからブラック病院のサインがみえる

これらに気をつけて「あなたの言葉」で面接を受けてください。
「あなたの言葉」で「あなたの思い」を伝えましょう。

面接官は「あなたという人物」をみています。

よくある模範解答のテンプレでは面接官に響かないからです。

雇用条件を交渉する

見事採用されたら雇用条件の交渉にはいります。

雇用条件の交渉とは「給与、休日、勤務時間」などを交渉することです。

人によっては「保育園の送迎があるので残業ができない」「子供が小さいので土日は休みたい」など様々な事情があります。

これらは個人で行うのはかなり厳しく、足元みられて不利な条件になりかねません。

なのでここはプロである、看護師転職サイトの担当者が代行してくれます。

あとでトラブルにならないように、事前に担当者にしっかり希望を伝えておきましょう。

応募先に入職する(入職してからの注意)

すべての手続きが終わったらいよいよ入職です。

また入職後に、事前に聞いていた条件と違っていたということもあります。

場合によっては「保育園の送迎があるので残業はできないと言っていたのに、毎日残業を強要される」のようなこともありえます。

そんな入職後のトラブルがあった場合は、看護師転職サイトの担当者に報告してください。

担当者が病院に取り合ってトラブルを解決してくれます。

経験年数やご自身の年齢など気にしてはいけません。

一からやり直す気持ちで一般科でスタートしましょう。


まず大事なのは日々の業務を「感謝すること」と「楽しむこと」です。

教えてもらったことに「感謝すること」で人間関係がよくなり、できるようになったことを「楽しむこと」で長く続けることができます。

これが基本姿勢になりますので、忘れずに心掛けて下さい。

くわしくは下記をご参照ください。

「精神科から一般科へ転職」するには「手厚い転職サポート」と「信頼できる内部情報が入手できる」が必要です。

この二つが無いと「あなたに合った働きやすい病院」を探すことはできません。

最悪、すぐに辞めることにもなりかねません。

そうならないために

「精神科から一般科への転職」では「転職サポートが手厚い」「信頼できる内部情報を入手できる」看護師転職サイトを利用することが必要です。

当サイトでは転職サポートが手厚い」「信頼できる内部情報を入手できる」看護師転職サイトをご紹介します。

「完全無料」「希望の求人がなければ転職しなくていい」のでご安心ください。

当サイトおすすめの看看護師転職サイト

看護roo(とにかく転職サポートが手厚い)

看護師の転職なら看護roo!

転職に成功した方の口コミ

看護rooは転職サポートが手厚いので、精神科から一般科への転職にはおすすめです。

また下記画像の「初めての転職サポートブック(約190ページ)」ももらえるのでお得です。

全国展開してますが、オフィスは東京・大阪・名古屋の主要都市にしかありません。

他のサイトに比べると地方の求人は少ないですが、主要都市の求人は多いので主要都市の方にはおすすめです。

看護rooのメリット
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  • とにかく転職サポートが手厚い
  • 転職サポートブックがもらえる
  • 求人先の内部情報にくわしい
  • 主要都市の求人が多い
  • 地方の求人が少ない
  • 担当者と相性が合わない場合がある
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レバウェル看護(旧:看護のお仕事)

転職に成功した方の口コミ

担当の方がとてもよく、色々と私のわがままをきいてくれたり、励ましてくれたり、希望や意見をとても尊重してくれました。自分では探せない情報をいろいろ持ってきてくれてとても助かりました。担当の方はとても礼儀正しくこまめに連絡をくれ、不安にさせるようなことはありませんでした。

引用元:https://minhyo.jp/kangonooshigoto

レバウェル看護(旧:看護のお仕事)は看護師転職では一番有名かもしれません。

レバウェル看護も手厚い転職サポートには定評があります。

求人数は10万件以上あり、非公開求人も多数あります。

非公開求人とは

公開されいる求人よりも高待遇の求人です。

高待遇なので応募が殺到するため非公開になっています。

高待遇なので採用される人材の条件が決まっています。

誰でも採用されるわけではありませんが、条件をクリアできれば高待遇の転職ができます。

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ナースではたらこ(逆指名制度がある)

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「ナースではたらこ」も転職サポートが手厚いことで有名です。

「ナースではたらこ」の特徴は「逆指名制度」です。

「逆指指名制度」とは

もしあなたが希望する医療機関が求人を募集していなくても、その医療機関に「こういう人材がいますよ」とあなたをアピールしてくれる制度です。

アピールすることで求人募集していなくても面接を受けることができるかもしれません。

また「2022年度オリコン顧客満足度調査ナンバー1」で全国展開しておりオフィスも全国にあります。

看護rooよりも地方の求人が多いので、地方にお住まいの方おすすめです。

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「精神科から一般科へ転職」する際によくある質問

もし一般科でやっていけなかったら精神科に戻ることはできますか?

精神科に戻ることはできます。

ですが、あまりおすすめはしません。

「精神科に戻れる」という保険があると、どこかであまえが出てしまいます。

「最低でも3年は一般科でがんばる」という覚悟を持って転職されることをおすすめします。

3年もてば5年、5年もてば10年とやっていくことができます。

一般科で一人前になるにはどのくらいの期間が必要ですか?

1年で急変やリーダー業務など一通りのことを経験できます。

2年がんばれば一人前になれます。

慢性期から急性期に行くことは可能ですか?

可能です。

まず慢性期で2~3年経験を積んで基礎を固めて一人前になりましょう。

その後に急性期に行けば、基礎はできているのでやっていけます。

中途採用のおすすめの転職時期はいつですか?

おすすめは1月7月です。

なぜならボーナスをもらって退職する方が多く人員が減るので、ボーナス支給とともに求人募集を始める病院が多いからです。

また、6月と12月にボーナスをもらってから精神科を退職した方が得です。

こちらもご参照ください。

まとめ|「精神科から一般科へ転職」失敗しない看護師転職の方法とは?

精神科から一般科へ転職することはたしかに楽ではありません。

ですが、本記事の内容を実践していただければ「精神科から一般科へ転職」して一般科で長く働くことは可能です。

本記事では心掛けや人間関係が重要だと解説しています。

ぶっちゃけ、長く働くためには「良い心掛け」をもって「良い人間関係」を築いていくことが必要不可欠です。

これができれば「働きやすい良い職場」になります。


結果「精神科から一般科へ転職」が成功します。

本記事の内容は私が実践したものです。

当時40歳の私が実践して現在(13年目)も一般科に勤務しています。

20代、30代のあなたなら必ず一般科でやっていけます。

一般科(慢性期)で基礎を固めたら、ステップアップし急性期や認定看護師になることも可能です。

あなたが一般科で活躍されることを陰ながら祈っています。

長い記事でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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