元精神科看護師が「精神科のみのキャリアに不安を感じる精神科看護師さん」の失敗しない一般科への転職をサポートします。

40歳で一般科に転職した元精神科看護師が解説|精神科から一般科へ転職する方法

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この記事はこんな人におすすめ
  • 一般科へ転職したい精神科看護師さん
  • 一般科への転職に不安がある精神科看護師さん
  • 一般科で長く働きたい看護師さん
精神科ナースちゃん

【今回のお悩み】
一般科に転職したい精神科看護師です。
精神科から一般科に転職するまでの流れをくわしくおしえてください?

この記事はこのようなお悩みを解決します。

筆者の経歴
  • 元精神科看護師
  • 新卒から精神科のみ10年経験する
  • 精神科10年経験後、40歳で一般科(療養病院)に転職する
  • 現在は一般科に勤務し13年目になる
  • ケアマネージャー、認知症ケア専門士の資格あり
筆者のノブと申します。

精神科看護師さんの多くが下記の悩みを抱えています。

精神科看護師さんのお悩み

  • 看護技術や身体アセスメントに自信がない
  • 患者さんからの暴言、暴力に耐えられない

精神科で悩み、一般科に転職して経験を積みたくても「精神科から一般科に行くのは大変だ」「精神科でやれないのに一般科でやっていけるわけがない」と言われ一般科への転職をあきらめている方が大勢います。

では「精神科から一般科へ転職」するにはどうしたらいいのでしょう?

結論一般科に転職すると「どんな困難があるのか?」そのために「どんな対策が必要なのか?」を知って対策を立てておくことです。

「やる気」と「行動力」があれば「精神科から一般科へ転職」はだれでも可能です。

一般科を2~3年経験するだけでかなりスキルアップできます。

一般科に転職して「精神も身体も看れる看護師」にスキルアップしましょう。

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目次

なぜ精神科看護師が一般科で学ぶ必要があるのか?

精神科看護は本当に大変です。

患者さんからの暴言や暴力もありますし、業務内容も肉体労働が多いので、心身共にタフでないとやっていけません。

あなたは目の前の「2025年問題」以降の超高齢化社会に対応できる看護師ですか?

これからは精神科スキルだけではやっていけません。

一般科スキルが無いとやっていけない時代になります。

2025年問題とは
75歳以上の後期高齢者が全人口の約18%になり、2040年には65歳以上の高齢者が全人口の約35%、超高齢化社会になるといわれています。

ノブ<br>

これからはどの科でも
一般科スキルが必要な時代です

時代は変わっているのに、精神科のキャリアしかないと「急変対応ができない」「身体アセスメントができない」など精神面しか看れない看護師になります

≫なぜ精神科看護師が一般科で学ぶ必要があるのか?をくわしく解説します。

ですが、一般科に転職しても続かない方が多いのが現実です。

精神科から一般科に転職するためには「予備知識と対策」が必要

実際に精神科から一般科に転職してもやっていけず挫折し、すぐに辞めて精神科に戻る方は多いです。

挫折しないためのポイントは下記です。

  • 一般科に転職したらどんな困難が待っているのか?
  • そのためにはどんな対策が必要なのか?

まずは一年目を乗りきることが大切です。

1年もてば3年、3年もてば5年と長く働くことができます。

 >>一般科に転職して一年目を乗りきるコツを解説します。

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精神科から一般科に「転職する前に知っておきたいこと5選」

一般科は精神科と仕事内容も雰囲気も全く違うので、下記のことは事前に知っておきましょう。

転職する前にしっておきたいこと5選
  • いきなり急性期へ転職するのはやめる
  • 転職先では経験年数でみられる
  • 一般科は想像以上に大変
  • 上司や同僚に相談してはいけない
  • 女社会で生き抜く覚悟を持つ
ノブ

上記を知っておくだけでも
転職活動は楽になりますよ

いきなり急性期へ転職するのはやめる

いきなり精神科から急性期へ転職するのはおすすめできません。

急性期へ転職した多くの方は、あまりの忙しさとレベルの違いに挫折してしまいます。

最初は慢性期で一般科に慣れることからはじめましょう。慢性期で慣れてから急性期に行くことは可能です。

>>いきなり急性期へ転職するのをおすすめしない理由をくわしく解説します。

転職先では経験年数でみられる

一般科の経験がなくても転職先では「臨床経験何年目の看護師」としてみられ、あなたの経験年数なりの知識と技術が求められます。

3~6か月の試用期間がありプリセプターがつき、まずは見学から入ります。

しっかり見学して自己学習していけば、だんだんと一般科の業務に慣れていきます。

一般科は想像以上に大変

一般科は精神科に比べて常に時間に追われています。
精神的にも肉体的にも想像以上に大変な職場です。

慢性期でも常にスケジュールは詰まっていますし、急変や緊急入院も普通にあります。

上司や同僚に相談してはいけない

上司や同僚の中には「精神科でもやっていける」「精神科も一般科に負けてない」と引き止めてくる人が必ずいます。

上司や同僚に相談してはいけません。
上司や同僚には転職することを決めてから「報告」しましょう。

女社会で生き抜く覚悟を持つ

一般科の看護師はほぼ女性で、精神科のように男性は多くないです。

一般科は「女性の職場」です。
「女社会で生き抜く覚悟を持つ」ことが大切です。

ノブ<br>

女社会で生き抜くのは本当に大変です
覚悟を決めていきましょう

>>一般科に転職する前に知っておくべきことをさらに詳しく解説します。

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精神科から一般科に転職するための「対策5選」

理想の職場に転職するために、下記の5つのポイントを意識して転職活動を行いましょう。

一般科に転職するための「対策5選」
  • 転職する期限をきめる
  • 自己分析を行う
  • 転職の目的を決める
  • 希望の条件の優先順位をつける
  • 応募先の内部情報(人間関係、離職率など)を入手する

転職する期限を決める

先延ばしを防ぐために「私は〇月までに転職する」と期限を決めましょう。

通常の看護師転職は3か月が目安になりますが「精神科から一般科への転職」は全く違う科への転職です。

余裕を持って6ヶ月を目安に期限を決めるのがおすすめです。

私は12月から転職活動をはじめて翌年5月に入職しました(計6ヶ月)
結果、あせること無く余裕を持って転職することができました。

ノブ

人は先延ばしの天才です
必ず期限を決めましょう

自己分析を行う

自己分析はあなたの転職の「原案」のようなものです。
自分のキャリアやスキルを振り返りPCや紙に書き出しましょう。

結果から分析することで「自分の長所と短所」「自分がなにをしたいか?」「なんのために転職するのか?」などがはっきりします。

>>自己分析のやり方をくわしく解説します。

5年10年後を見据えた転職の目的を決める

ほとんどの方はスキルアップが転職の目的ですが、辞めずに長く働くためには、それだけでは足りません。

直近のことだけではなく、5年後や10年後を見据えた転職の目的を決めましょう。

例えば

  • 5年後に認知症認定看護師になる
  • 5年間慢性期で働いてから急性期に転職する

このように具体的にどんなキャリアを積みたいかを考えることで、今やるべきこともはっきりしてきます。

ノブ

5年後、10年後を見据えることは長く働くための秘訣です

希望の条件に優先順位をつける

仕事面とプライベート面のバランスをとって優先順位をつけましょう。

仕事面は優先順位が高いですが、仕事ばかりだと精神的にも体力的にももちません。

「残業が少ない」「休みがしっかりとれる」「収入を増やしたい」といったプライベートの充実も必要です。

応募先の内部情報を入手する

応募先の内部情報は看護師転職サイトを利用しましょう。

看護師転職サイトは現場を訪問して、転職先で働く人の生の声をきいているので、正確な情報を持っています。

ブラック病院をさけるために看護師転職サイトを使って、最低限下記の情報は入手しておきましょう。

最低限入手しておく情報
  • 人間関係の良さ
  • パワハラの有無
  • 離職率
  • 有給取得率
  • 昇給率
ノブ<br>

信頼できる内部情報をどれだけ乳できるかが転職成功の秘訣です

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👉ここからおすすめ看護師転職サイトの解説へジャンプできます

「精神科から一般科へ転職」を10ステップで解説

精神科から一般科への転職の流れは下記になります。

精神科から一般科への転職の流れ

  • 自己分析を行い急性期か慢性期?」「どの科に転職するか?」を決める
  • 看護師転職サイトに登録し希望にあった求人をさがす
  • 応募先の情報収集と転職のための予習を始める
  • 履歴書・職務経歴書の作成と面接対策を行う
  • 自分の希望条件に合う求人に応募する
  • 職場見学を行う
  • 面接を受ける
  • 内定をもらったら、承諾またはお断りの連絡をする
  • 退職届を出し、退職手続きと引継ぎを行う
  • 転職先に入職する

それでは順に解説していきます。

自己分析を行い急性期か慢性期?」「どの科に転職するか?」を決める

自己分析を行い「あなたの経歴」「あなたのスキル」を箇条書きで全て書き出します。

そこから「あなたに足りないこと」「あなたがやりたいこと」「あなたの理想像」などを書き出していきます。

>>こちらで自己分析のやり方を解説します

自己分析の結果から「急性期か慢性期?」「どの科に転職するか?」を決めましょう。

できれば慢性期で働きたい科を選ぶことをおすすめします。

>>こちらで慢性期をおすすめする理由を解説します

看護師転職サイトに登録し希望にあった求人をさがす

ネットや知人の情報よりも、ぶっちゃけ看護師転職サイトが一番求人情報量と求人先の内部情報を持っています。

看護師転職サイトに登録して、希望にあった求人をさがしましょう。

当サイトのおおすすめ看護師転職サイト

ノブ

看護師転職サイトは2つ登録したほうが、ホワイト求人に出会える確率が上がります。

>>こちらで精神科看護師さんに向いてる科を解説します

応募先の情報収集と転職のための予習を始める

看護師転職サイトを使って応募先の情報収集をしましょう。

情報収集は看護師の病院口コミ・求人サイト 【ナスコミ】でもできます。

並行して一般科に転職してから困らないように、最低限必要なことを予習してください。

予習しておくべき科目

  • 基礎看護
  • 各部位の代表的な疾患

>>こちらで予習しておく教科をくわしく解説します

④「履歴書と職務経歴書の作成」「面接対策」を行う

履歴書と職務経歴書の作成」「面接対策」は看護師転職サイトのサポートを受けましょう

病院によって手書きかパソコン入力か指定がある場合がありますので、事前に確認してください。

一番大事なのは「志望動機」あなたのやる気や人柄をみています。

>>こちらで採用される志望動機の書き方を解説します

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⑤応募先の職場見学を行う

応募先の職場見学を行いましょう。

くわしい日程調整は看護師転職サイトの担当者がセッティングしてくれます。

下記に当てはまったらブラック病院な可能性が高いです、職場見学したら下記はチェックして下さい。

職場見学でチェックすること

  • 施設内はきちんと掃除されているか?
  • 受付の態度は悪くないか?
  • 職員はいきいきとしているか?
  • 案内してくれる職員は横柄な感じではないか?

>>こちらでブラック病院の見分け方を解説します

⑥直属の上司に退職の意思を伝える

労働基準法では退職の申し出は退職日の2週間前まででとされています。

引継ぎの関係とトラブルを避けるため、最低2か月前には伝えておきましょう。

もし引き止められた場合は「ポジティブな退職理由」があれば、引き止められずに円満退職できます。

 >>こちらで円満退職する理由を解説します

⑦看護師転職サイトの面接対策を受ける

看護師転職サイトは面接対策のサービスを行っています。
アドバイザーに以下のことを確認して面接対策を行いましょう。

面接対策のポイント

  • 応募先の病院がどんな人材を欲しがっているか?
  • 面接ではどんな質問をしてくるか?
  • 逆質問で好感を持たれる質問はどんな質問か?

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⑧転職先の面接を受ける

面接時は「あなたの言葉」で「あなたの思い」を伝えましょう。

面接官は「あなたという人物」をみています。
よくあるテンプレの受け答えでは相手には   響きません。

⑨雇用条件を交渉する

雇用条件の交渉は、看護師転職サイトの担当者が代行してくれます。

雇用条件の交渉は、個人で行うのはかなり厳しく、足元みられることもあります。

あとでトラブルにならないように、事前に担当者にしっかり希望を伝えておきましょう。

⑩応募先に入職する(入職してからの注意)

教えてもらったことに「感謝すること」で人間関係がよくなり、できるようになったことを「楽しむこと」で長く続けることができます。

まず大事なのは日々の業務を「感謝すること」「楽しむこと」です。

経験年数やご自身の年齢など気にせず、一からやり直す気持ちで一般科でスタートしましょう。

また入職後、事前に聞いていた条件と違っていたなどのトラブルがあった場合は、看護師転職サイトの担当者に相談してください。

担当者が病院に取り合ってトラブルを解決してくれます。

>>こちらで一般科で長く働くために必要なことを解説します

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「精神科から一般科へ転職」は看護師転職サイトの利用がおすすめな理由

自力で転職活動することも可能ですが、時間や労力を考えると圧倒的に看護師転職サイトを利用したほうが安全確実に転職できます。

看護師転職サイトを使うと
自力で転職活動を行うと使うと
  • 転職サポート全般を受けることができる
  • 豊富な転職先から自分にあった求人を紹介してもらえる
  • 応募書類の添削や応募先とのスケジュール調整をやってもらえる
  • 担当者から直接情報を聴けて質問できる
  • 応募先の内部情報を教えてもらえる
  • 転職サポートを受けられない
  • 転職先を自分で探す必要がある
  • 応募書類の準備や応募先とのスケジュール調整を自分で行わなければならない
  • 応募先の情報収集がHPなどで限られている
  • 応募先の内部情報を収集できない

まとめると看護師転職サイト利用のメリットは下記になります。

転職サポート全般を受けることができる
応募書類の添削や応募先とのスケジュール調整をやってもらえる

看護師転職サイトの特徴

  • 完全無料で利用できる
  • 手厚い転職サポートを受けられる
  • 信頼できる情報を入手できる
  • 情報収集だけでも利用できる
  • 希望の求人がなければ転職しないでもいい

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一般科への転職を成功させるためには

「転職サポートが手厚い」「信頼できる内部情報を入手できる」看護師転職サイトを利用することが必要です。

下記は当サイトおすすめの看護師転職サイト3社です。

当サイトおすすめの看護師転職サイト

転職成功の秘訣は「看護師転職サイトを2~3社利用すること」です

引用元:リクルートエージェント

転職成功の秘訣は看護師転職サイトは最低2社利用することです。

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なぜなら

一般職を含む転職市場では半数以上の方が転職サイトを2~3社利用しています。

そして1社よりも多くのチャンスと採用を勝ち取っています。

より理想の職場に転職をするために最低2社に登録してください。

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 >>こちらでおすすめ看護師転職サイト3社をくわしく解説します

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「精神科から一般科へ転職」する際によくある質問

もし一般科でやっていけなかったら、精神科に戻ることはできますか?

精神科に戻ることはできます。
ですが「最低でも3年は一般科でがんばる」という覚悟を持って転職されることをおすすめします。

一般科で一人前になるにはどのくらいの期間が必要ですか?

1年で急変やリーダー業務など一通りのことを経験できます。
2年がんばれば一人前になれます。

慢性期から急性期に行くことは可能ですか?

可能です。
まず慢性期で2~3年経験を積んで基礎を固めましょう。

その後に急性期に行けば、基礎はできているのでやっていけます。

中途採用のおすすめの転職時期はいつですか?

おすすめは1月と7月です。
なぜならボーナスをもらって退職する方が多いので、ボーナス支給とともに求人募集を始める病院が多いからです。

>>こちらでさらにくわしく一般科へ転職する際のお悩みを解説します

まとめ|「精神科から一般科へ転職」失敗しない看護師転職の方法とは?

精神科から一般科へ転職することはたしかに楽ではありません。

ぶっちゃけ、長く働くためには「良い心掛け」をもって「良い人間関係」を築いていくことが必要不可欠になります

これができれば最初は大変でも「働きやすい良い職場」にだんだん変わっていきます。

結果「精神科から一般科へ転職」が成功します。


もしなにかありましたら≫こちらからお問い合わせください。

少しお時間いただくかもしれませんが、お答えさせていただきます。

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