- 精神科を円満退職したい人
- 退職理由の例文を知りたい人
- うまく退職理由が思いつかない人
- 精神科を退職するまでの流れ
精神科看護師をやめたい方は「どんな退職理由なら円満退職できるか?」「どのタイミングで上司に話すか?」が悩みどころではないでしょうか?
あまり正直に言うとトラブルになりますし、必ず引き止めにもあいます。
ですが、上司の引き止めやトラブルになることなく円満退職できる理由があるんです。
【結論】
円満退職するための理由は、看護師として成長するための「ポジティブな退職理由」です。
人間関係や業務の問題だったら、部署替えなどの対応で引き止められるかもしれません。
ですが、あなたが看護師として成長するためのポジティブな退職理由なら、たとえ上司でも止めることはできません。
私も元精神科看護師で一般科に転職しました。
私自身このポジティブな退職理由で円満退職していますので、再現性は充分にあります。
この記事を読んでいただければ、精神科看護師が円満退職するために必要なことがわかります。
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精神科から一般科に転職するための完全ロードマップです。
他では聞けない情報も含めて1~10までくわしく解説します。
精神科看護師が精神科を退職したい理由とは?
精神科看護師は患者さんからの暴言や暴力をうけることが日常茶飯事です。
暴言や暴力をうけたからといっても、よっぽどのことがない限り「病気の症状だから仕方ない」となり、精神科看護師がケアされることは少ないのが現実です。
このようなサンドバッグ状態の毎日で精神科看護師は心身共に疲弊しまい「退職したい」となってしまいます。
また「精神科では看護技術が身につかない」という理由で退職する方も多いです。
ぶっちゃけ精神科では、身体アセスメントも看護技術もそんなに身につきません。
真面目な方や向上心の強い方だからこそ、このような理由で「退職したい」となります。
そのような方は一般科転職検討されることをおすすめします。
こちらで【一般科スキルは必須!!】なぜ精神科看護師が一般科で学ぶ必要があるのか?一般科で学ぶ必要性を解説します
しかし、退職したくてもあなたの上司は簡単に辞めさせてくれるでしょうか?
退職したいあなたを上司は必ず引き止めます
本音は「患者さんからの暴言暴力」「精神科では看護技術が身につかない」ですが、ぶっちゃけこの理由では円満退職は難しいです。
上司に相談したとしても上司はあなたに退職されたくはありません。
なぜなら本心は「人出不足だから辞められたら困る」「辞められたら自分の評価が下がる」からです。
そして「精神科なんだから患者からの暴言暴力は当たり前」「外部研修に行けば看護技術の勉強はできる」など理由をつけられ引き止めてきます。
しかし、ここで折れてしまっては今までと同じ日々が待っているだけです。
そもそも退職させないなんてことはできません、あきらかな法律違反です。
なので「退職したい」という意思を変えてはいけません。
もしも、引き止めにあって「辞めさせてもらえない」という方は看護rooに相談してみましょう。
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くわしい看護rooの解説は精神科看護師から一般科へ転職するなら?【結論】看護rooがおすすめをご参照ください。
円満退職するためには、あなたの上司が納得し引き止めることができない退職理由が必要です。
円満退職するには「ポジティブな退職理由」が必要です
いくら上司といえども、あなたが看護師として成長しようとしてるのを引き止めることはできません。
精神科では身につけれる看護技術・身体アセスメントに限度があります
あなたの上司は精神科だけのキャリアでは、将来看護師としてやっていくのが厳しいことをわかっています。
なので「精神科では経験できないことをしたい」旨をアピールしましょう。
- 高度な看護技術を身につけたい
- 様々な症例を経験して、身体アセスメント能力を高めたい
ぶっちゃけ、ずっと精神科にいてもこの2点は身につきません。
残念ですが精神科経験が何年かある方ならわかっていることです。
この内容ならポジティブで看護師として成長したいという気持ちが伝わります。
なので、上司も引き止めることはできないのです。
ちなみにバレないだろうと思っても、嘘の退職理由は後で大変なことになります。
嘘やネガティブな退職理由はトラブルの素です
また絶対にやってはいけないのがウソや「給料が安い」「人間関係が悪い」などのネガティブな退職理由です。
嘘は後々バレるとトラブルになりかねますし、転職先にも悪影響を与えてしまいます。
なにより、あなた自身が気持ちよく退職することができません。
また「給料が安い」「人間関係が悪い」などのネガティブな退職理由ですと、改善策や部署替えなどを提案されて引き止められてしまいます。
次に実際に私も使った、退職理由の例文を解説します。
実際に通用する退職理由の例文
実際にはどう上司に話せばいいの?
上司に話す時には下記例文のように話せば問題ありません。
私は勤務年数は違いましたが、ほぼ同じ内容で話し「気持ちはわかる」と言われスムーズに退職できました。
内容はほぼ同じでかまいませんが、細部はあなたの状況にあわせてアレンジして使ってください。
<退職理由の例文>
今までこの精神科で5年間働かせていただきました。
精神科看護のやりがいや面白さを知ることはできましたが、同時に精神科で学べることの限界があることを知りました。
今後、看護師としてもっとステップアップしていくために「もっと高度な看護技術を身につけたい」「もっと身体アセスメント能力を伸ばしたい」と思っています。
そのために一般科に転職したいと思っています。
新たな経験を積むために、今回は退職させていただきたいです。
精神科では学べないことがあるので、一般科で学びステップアップしたいという内容です。
このような理由なら上司も引き止めることはできません。
また、退職理由は志望動機ともリンクします。
志望動機とかみ合わなくならないように注意しましょう。
志望動機は精神科から一般科へ転職|採用される看護師の志望動機にはOOが必要?で解説します。
ですが、どうしてもうまく退職理由が思いつかない方もいらっしゃるでしょう。
うまく退職理由が思いつかないなら「看護roo」に相談
中には「ポジティブな退職理由が思いつかない」方もいらっしゃるかと思います。
場合によっては前述した退職理由で上司が納得しない場合があるかもしれません。
そんな方には
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労務・雇用問題に詳しい担当者が退職の相談にのってくれます。
他にも転職サイトはあるのに、なんで看護rooなの?
看護rooをおすすめする理由は以下です。
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引用元:看護roo
精神科から一般科への転職は全く異なる科への転職です、なので不安もいっぱいです。
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また、上司に退職したい旨を話す時にはタイミングも重要です。
上司に退職希望を話すベストタイミングと注意点
上司に退職したい旨を話す時にはタイミングも重要です。
「忙しくない時」や「上司の機嫌がいい時」がベストタイミングです。
間違っても忙しい時やイラついてる時はやめましょう。
「ご相談したいことがあるのですが、お時間ある時にお話聞いていただけますか?」
「ご相談したいことがあるのですが、お忙しくなければお話させていただけませんか?」
相手が気持ち的にも時間的にも余裕のある時を狙って、このように退職したい旨を話してみて下さい。
下記は退職希望が通りやすい時期です。
特に年度末の3月は人事異動もあるので、トラブル少なく退職しやすいのでおすすめです。
- 年度末の3月
- 人事異動の時期
- 委員会活動、プリセプター業務、看護研究などがひと段落する時期
逆に「忙しそうな時」「イライラしてそうな時」は絶対に話してはいけません。
さらに上司をイラつかせたり怒らせたりすることになりかねません。
下記は退職を避けた方がよい時期です。
- ゴールデンウィーク
- 夏季休暇時期
- 年末年始時期
- 委員会活動やプリセプター業務などを担当している最中
次に計画的に退職するための退職までの、全体の流れを把握しておきましょう。
退職までの流れ
法律では「14日前までに退職の意思を示せばよい」となっています。
ですが、病院側の都合とスムーズにことを運ばせるためにも、最低でも1か月前には退職の旨を伝えるのが一般的です。
病院にとっては「何か月前までに」と決められている場合もあるので、あらかじめ就業規則で確認しておきましょう。
退職日を決めたら直属の上司に退職したい旨と理由を伝えます。
この時に退職届は必要ありません。
あくまで退職したい旨と意思を伝えることが目的です。
一般的にはこの後に看護部長や施設長との面談がある場合が多いです。
病院と相談しながら正式な退職日を決めます。
引継ぎやシフト調整のことがありますので、退職日は最低でも1か月以上先にしましょう。
あまり短いとこれらが上手くいかなくなるので、迷惑をかけて退職することになってしまいます。
正式な退職日が決まったら、直属の上司に退職届を提出します。
病院によって決められた様式やフォーマットがあるので確認しておきましょう。
これらがなく自分で作る場合は「白い無地の便せん」が望ましいです。
また、退職届は撤回するこができます。
ですが退職届が受理されたら原則として撤回はできません。
本当に退職すべきか?今一度考えてから提出しましょう。
精神科から一般科への転職は難しいと言われています。
この機会に一般科に転職してみるのも良い判断です。
精神科看護師をやめたら次は一般科がおすすめ
精神科看護師から一般科へ転職するのはおすすめです。
よく「精神科から一般科への転職は難しい」「一般科に行っても通用しない」というネガティブな声をよく聞きますよね。
楽ではありませんが一般科への転職は可能です。
ですが、精神科からいきなり急性期に行くのはおすすめしません。
ぶっちゃけ、全てが違い過ぎるのでついて行けなくて辞める方が多いです。
精神科看護師の転職には療養病院の治療病棟がおすすめです。
もちろん精神科よりは忙しいですが、急性期ほどの忙しさはありません。
がんばれば充分ついて行ける忙しさです。
急変もありますし、一般科の基礎は一通り学べます。
簡単にいうとプチ急性期のようなものです。
こちらの記事で元精神科看護師が解説|精神科から一般科へ転職おすすめ病院 3選!!くわしく解説します。
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まとめ|「精神科看護師から一般科に転職」円満退職するための理由
精神科看護師が円満退職するためには精神科では経験できない「ポジティブな退職理由」が必要です。
- 高度な看護技術を身につけたい
- 様々な症例を経験して、身体アセスメント能力を高めたい
このような理由なら精神科では経験できないので、上司も引き止めることもできません。
「上司が退職を認めない」「うまく退職理由が思いつかない」このような方は
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円満退職はあなたとお世話になった病院のお互いの幸せのためです。
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