- 一般科へ転職したい精神科看護師
- 一般科への志望動機が上手く書けない精神科看護師
- 一般科で採用されるため志望動機を知りたい精神科看護師
【今回のお悩み】
精神科から一般科へ転職する時の志望動機にはなにを書けばいいの?
この記事は精神科看護師さんが、一般科病院に採用されるための志望動機の書き方を解説します。
志望動機はあなたという人を見るものでもあり、採用するかどうかを決める重要なものです。
採用されるための志望動機は下記が必要です。
【結論】
転職先に「あなたを採用するとメリットがある」と感じてもらえることです。
ぶっちゃけ、精神科から一般科へ転職したい方だと「精神科看護がイヤになった」「精神科では看護技術が身につかないから」というのが本音です。
このようことをストレートに書くとマイナス印象になります。
ですが表現方法や言い方を変えることで、転職先の一般科病院にプラスな印象を持ってもらうことは可能です。
私は40歳で精神科から一般科に転職しました。
20代30代の方なら「やる気」と「行動力」があれば必ず一般科に転職できます。
一般科に転職成功して看護師としてスキルアップしましょう。
下記は一般科に転職するためのロードマップです
精神科から一般科へ転職したいけど不安がある。 そんなお悩みを「転職活動」「働き方」「人間関係」から見直し転職成功への過程を徹底解説します。
一般科はあなたをどう見ているか?
一般科に転職したい精神科看護師を、一般科病院はどう思っているでしょうか?
あまり、魅力的な人材と思われていないのが正直なところです。
一般科病院にしてみれば、即戦力として使える看護師を欲しいのが本音です。
ですが精神科看護師だとなかなか難しいのが現実というもの...
そんなアウェーな状況での転職ですから、志望動機で「今すぐは無理でも、将来的には当院に貢献してくれるメリットがある」と思ってもらう必要があります。
次にそのためのポイントを解説します。
精神科看護師から一般科へ転職|採用される志望動機8つのポイント
転職先の病院に「将来的にメリットがある」と思ってもらう、採用されるための志望動機には下記の8つが必要です。
転職する理由は「具体的で明確で前向き」である
ただ「精神科経験しかないので一般科で学びたいです」というフワッとした理由では説得力がなく、前向きさや熱意も伝わりません。
たとえばこんな感じです。
「精神科では行う処置に限界があります。もっと専門的な治療や処置を経験して精神面だけではなく身体面もしっかり看ることができる看護師になって、患者様に貢献したいと思い希望しました」
このような理由だと「具体的で明確、かつ前向き」な印象を与えることができます。
また自己分析を行うと、あなたがなにをしたいかがはっきりします。
志望動機がさらにはっきりして、説得力が増すので自己分析は行いましょう。
自己分析のやり方は>>こちらで解説していますのでご参照ください。
「将来こうなりたい」という理想像がある
ただ「一般科で働きたい」というだけでは説得力に欠けます。
将来をどう考えているかが必要です。
例えば「以前から摂食嚥下に興味があり、精神科でも嚥下障害のある患者様に関わってきました。将来的には摂食嚥下認定看護師を取得したいと思っています」というような、将来自分のしたいことや理想をアピールしましょう。
長く働きたいということをアピールする
どんな病院でも「すぐ辞めてしまう人」よりも「長く働いてくれる人」を欲しがっています。
特に精神科看護師は一般科に転職してもすぐに辞めてしまう人が多いです。
なので、自分は違うという意思表示で「長く働きたい」ことをアピールしましょう。
自分の看護観を入れる
看護師転職では看護観は必須です。
あなたなりの看護観を入れましょう。
転職先の理念と合う様な看護観だと最高です。
私の看護観ってなんだろう?
自分なりの看護観がうまく考えられない方もいらっしゃいます。
そんな方は方は
完全無料でアドバイザーが相談にのってくれます。
看護師転職サイトのサポート内容と他の転職サイトの情報をみたい方は>>コチラをクリックするとジャンプします。
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精神科を悪く言わない、ネガティブな表現や理由はポジティブに言い換える
精神科から一般科の転職は「精神科しか知らないので将来が不安、だから一般科スキルを学びたい」というのが本心です。
ですが、このようなネガティブな表現や理由はマイナス印象を与えてしまいます。
このようにポジティブに言い換えることで、プラスの印象を持ってもらうことができます。
精神科をディスらずに、ネガティブな思いをポジティブに変えていこう!!
一般科で使える精神科スキルをアピールする
一般科でも認知症を持った患者さんは多く、なにかしらの精神疾患を持った患者さんも珍しくありません。
不穏や認知症の対応は日常茶飯事です。
ですが、一般科の看護師はこのような患者さんの対応は苦手で精神薬の知識もあまりありません。
精神科看護師なら不穏や認知症患者さんの対応は得意です。
「精神面のケア」は即戦力になることを必ずアピールしましょう。
ほかにあなたの得意な精神科スキルがあればどんどんアピールすべきです。
精神科で得たスキルあなたの武器だよ。
必ずアピールしようね!!
転職希望先の情報収集をする
転職希望先の情報収集は欠かせません。
ホームページや口コミサイトのナスコミで調べることができます。
この情報には志望動機はもちろん、履歴書を書く際に必要な情報がのっています。
最低限、下記の情報は調べておきましょう。
最低限、情報収集しておくこと
- 病床数、患者数、手術件数
- 力を入れている診療科、分野
- 提供している医療技術や医療機器などの特徴
- 看護部の方針、体制
- 看護師のための制度や働きやすさ
これらの情報は履歴書のほか、面接で「当院のことをどれくらい知っているか?」という趣旨の質問をされた時に解答する材料になります。
また、本当にあなたに合った病院なのか判断するのにも役立ちます。
でも、自分で情報収集するのは限界があるよね?
安心してください。
そんな時は看護師転職サイトに相談しましょう。
看護師転職サイトは病院や他の医療機関から「こんな看護師が欲しい」と依頼を受けており
それぞれの医療機関ごとの採用傾向や採用基準を把握しています。
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文字数は250~300字にする。
志望動機はあまり短いのも、ダラダラと長いのもよくありません。
250~300文字の文字数で簡潔にまとめましょう。
精神科看護師から一般科へ転職|志望動機のNGポイント
次にNGポイントを解説します。
嘘は絶対に書かない
嘘は絶対に書いてはいけません。
自分をよく見せようと盛ってしまうことも噓になります。
後々、絶対にバレて自分の首を絞めることになります。
少し盛るくらいでも嘘は絶対バレるからNGですよ!!
精神科のことを悪く言わない
採用される志望動機でも前述していますが、精神科のことを悪く言ってはいけません。
転職先で前の職場のことを悪くいうとマイナス印象になります。
最悪「他責思考の持ち主」と思われ不採用になります。
精神科で学んだことはあなたの大事な財産です。
もし、精神科でのことを聞かれたら自信を持ってポジティブな返答をしましょう。
例文をそのまま使用しない
サイトに載っている例文をそのまま使用するのはNGです。
あなたの言葉でオリジナルの志望動機書きましょう。
そうしないと相手には響きません。
とはいえオリジナルの志望動機が難しいという方は
誤字脱字がある
誤字脱字はもちろんNGです。
書いた後は必ず音読してチェックしましょう。
上手く書けていれば音読もスムーズになります。
「勉強したい」というのは受け身の姿勢なので言い換える
「一般科で勉強したい」というのは熱意があるように見えますが、じつは自分本位で受け身の姿勢に見られてしまいます。
「勉強したい」なら「経験を積んでスキルアップしたい」「もっとスキルアップして患者様に貢献したい」というように言い換えましょう。
そして、主体的で前向き印象を与えることができます。
パソコンか手書きか確認する
病院や施設によってはパソコンか手書きかの指定がある場合があります。
転職先のホームページで確認しておきましょう。
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次に今までのポイントを網羅した志望動機の例文を解説します。
「6つのポイント」が入った志望動機の例文
精神科から一般科に転職する方の本音は「身体面を看ることができない」「このまま看護師としてやっていくのに不安があるので一般科で勉強したい」というものです。
ですが、さすがにこれでは採用してもらえません。
下記は今までのポイントを網羅した例文です。
例文
私は精神科で5年間勤務しましたが、精神科では身体面を看るのには限界があることを感じ、もっと身体面を看れるようになりたいと思い貴院を希望しました。(転職する理由)
私の看護観は「精神面がよくなれば身体面にもプラスになる」です。(自分の看護観)
貴院は高齢者の患者様が多いので、認知症対応など行い身体面へプラスが出るような看護をしていきたいと思っています。(転職先の情報収集結果と精神科スキル)
身体看護はまだ未熟部分があるので、貴院で経験を積みスキルアップして、一般科看護師として一人立ちすることが直近の目標です。(ネガティブ要素をポジティブに言い換え)
そして、身体面と精神面の両方を看れる看護師になりたいと思っています。(近い将来の展望)
できれば定年まで長く働きたいと思っており、将来の目標は認知症専門看護師の取得です。
(長く働きたいことをアピール、遠い将来の展望)
この例文で293文字です。
6つのポイントを網羅していて「前向きで当院に貢献してくれる人材」という感じがあります。
結果、採用するメリットを感じてもらえるというわけです。
この例文を参考にしてもらっても問題ありませんが、丸パクリは絶対やめて下さい。
志望動機は必ずあなたの言葉で書かない相手には響きません。
あなたの言葉で志望動機を書いて練習してみましょう。
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とはいえ、解説されてもなかなか自分で志望動機を考えられないこともありますよね?
悩んだら看護師転職サイトに相談しましょう
なかなか志望動機がうまく書けない方もいらっしゃいます。
そんな方には完全無料で使える看護師転職サイトに相談してみましょう。
精神科から一般科への転職は全く違う科への転職です。
なので当サイトでは「転職サポートが手厚い看護師転職サイト」を厳選して紹介します。
看護師転職サイトを利用するメリット
・看護師転職サイトは各病院側から「こんな看護師が欲しい」という依頼を受けているので 「採用される看護師の条件」を知っている。
・「採用される看護師の条件」を入手できるので、対策を立てることができる。
転職サポートが手厚い看護師転職サイトは下記3社です。
- 公式看護のお仕事
看護師求人数15万件以上、希望の求人だけ紹介してくれる - 公式
看護roo!
「初めての転職サポートブック」が無料でもらえてお得 - 公式【ナースではたらこ】
逆指名制度が使えて希望の病院に採用されやすい
一般科に転職しても環境になじめず、すぐ辞めてしまう方は珍しくありません。
ネットでは入手できない、下記のような内部情報も完全無料で教えてもらえます。
これらはネットで情報を入手できませんが、長く働く病院を選ぶためには超重要な情報です。
- 病院内部の人間関係(病棟内の人間関係、パワハラの有無)
- 残業の有無
- 給与のボーナスのアップ率
- 離職率
- パワハラの有無
- 新人看護師の受け入れがしっかりしている
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利用しても希望の求人が見つからなければ転職しなくてOKです
なぜなら、場合によって看護師転職サイトを利用しても「希望の求人がなかった」「事情ができて転職できなくなった」などの理由で転職できなくなることがあるからです。
もしも、あなたの意思にそぐわない転職をすすめてきた場合はサイトの「お問い合わせフォーム」から苦情として報告するか、もしくは違う看護師転職サイトで転職活動をしましょう。
一般科転職成功のポイントは「看護師転職サイトを2~3社利用する」ことです
一般科への転職を成功させるには看護師転職サイトを2~3社利用することです。
下記はリクルートエージェント調べの「転職活動で転職サイト・エージェントはいくつ登録しましたか?」というアンケート結果です。
「1社のみ利用は26.6%」に対して「2社以上利用は73.2%」と7割以上の方は2社以上利用されています。
引用元:リクルートエージェント
メリット
- より多くの求人情報を得られる
- サイトによって給与などの待遇が違う場合がある
- 担当者と相性があわなかった場合、すぐに別のサイトで転職活動を再開できる
とはいえ、3社も4社も登録しても求人情報を管理して把握することができません。
なので最低2社を登録しましょう。
多くても3社におさえておくべきです。
おすすめ2社は
実績も知名度もある2社ですので、登録して失敗することはありません。
2社なら求人情報の管理も楽ですし、担当者からの連絡も多くはありません。
特に待遇が違うと給与にも関係するので、2~3社利用するメリットは大きいです。
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まとめ|「精神科看護師から一般科へ転職」採用される看護師の志望動機
精神科看護師から一般科への転職は、ぶっちゃけ普通の看護師転職よりもハードルが高いです。
重要なのは転職先に「あなたを採用するメリットがある」と感じてもらえることです。
今回の8つのポイントと例文をもとにすることで、あなたオリジナルの相手に響く志望動機を書くことができます。
そのためにまずは実際に志望動機を書く練習からはじめましょう。
必ず採用される志望動機が書けるようになりますよ。
転職先への志望動機と退職理由はどちらもリンクすることが大切です。
志望動機とリンクするように円満退職する理由を解説しています。
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