- なぜ、精神科看護師が転職できないと言われるのか
- 精神科看護師が一般科に転職するために必要なこと
- 精神科から一般科へのおすすめ転職先5選
- 一般科への転職には、看護師転職サイトを利用した方がいい理由
精神科から一般科に転職したいけど「精神科看護師は転職できない」といわれてます。
本当に精神科看護師は転職できないのでしょうか?
いいえ、決してそんなことはありません。
結論:精神科看護師は一般科にも転職できます。
精神科看護師さんが働きやすい、おすすめの転職先もあります。
この記事では精神科看護師さんが、一般科に転職するために必要なこと、おすすめの転職先を解説します。
悲しいことですが「精神科看護師は転職できない」と言われいます。
そんな中でも「一般科へ転職してスキルアップしたい」という、向上心のある精神科看護師さんは大勢いますが、不安が強くなかなか勇気をもって踏み出せないでいるのが現状です。
ですが...
「一般科に転職するために必要なこと」を知って「働きやすい科」を選ぶことで、精神科看護師が一般科に転職することは可能です。
この記事を読んでいただければ、精神科から一般科への転職が可能になります。
この機会に一般科に転職して、スキルアップしましょう!!
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なぜ「精神科看護師は使えない」と言われるのか?
悲しいですが「精神科看護師は転職できない」と言われています。
なぜそんなことをいわれるのでしょうか?
「精神科看護師は転職できない」といわれる理由
- 看護技術が未熟
- 身体アセスメント能力が低い
- ME機器の操作ができない
要するに一般科で必要なスキルが乏しいからです。
なので、一般科では精神科看護師はあまり歓迎されません。
本当に精神科看護師は一般科に転職できないのか?
とはいえ、精神科看護師は一般科に転職できないわけではありません。
採用されづらいのが現実ですが、現に精神科から一般科に転職された方も一定数います。
私も40歳という遅いスタートですが、精神科から一般科に転職しました。
ぶっちゃけ、一般科への転職はできれば早ければ早いほど有利です。
ただ、すぐ辞めてしまう人が多いのも現実です。
いきなり「急性期」に行かず「慢性期」からはじめましょう
一般科に転職してすぐ辞めてしまう大きな原因は
いきなり急性期に転職してしまい、あまりのハードさについて行けないからです。
精神科と一般科(特に急性期)では時間管理も業務内容も全く違いますし、精神科のようなゆったりさはありません。
急性期勤務の現実
- 前残業、定時後の残業は当たり前
- 昼休憩はまともに取れない
- 自宅待機、休日出勤あり
- 日勤後の勉強会あり
精神科ではこんなことないですよね、でも急性期ならこれくらいは普通にあります。
でも、慢性期なら急性期ほど忙しくないので時間にも余裕があります。
まずは慢性期で、一般科に慣れることからはじめましょう。
慢性期でも一般科の基礎と一通りのことは学べます。
慢性期で学べること
- 身体アセスメント
- 急変対応
- ターミナル看護
- ナートや縫合などの清潔操作の介助
- レスピレーターや輸液ポンプなどのME機器の操作と管理
- 死後処置、家族へのグリーフケア
上記の通り、一般科の基礎は一通り学べます。
なので、慢性期で2~3年経験を積めば一般科の基礎は身につきます。
その後でなら、急性期でもやっていけます。
一般科で長く働くには「楽しむこと」「感謝すること」が必要
一般科で長く働くにはスキルを上げることも必要ですが、一番大切なのは人間関係です。
先輩からなにか教えてもらったら「感謝してください」そしてできるようになったら、できたことを「楽しんでください」
感謝することで人間関係が良くなり、楽しんで仕事をしていくことで長く働くことができるようになります。
精神科から一般科へのおすすめ転職先5選
精神科看護師さんにおすすめの転職先です。
「一般科の基礎を学べる」「無理なく長く働ける」ことを重視して選んでみました。
- 医療療養型病院
- 回復期リハ病院
- 外来看護師
- 老健、特養
- 訪問看護ステーション
①療養型病院
一般科の基礎を学ぶには最適の科、スキルアップしたい方には特におすすめです。
- 一通りの看護技術と疾患に対しての看護が学べる
- 入院から急変、ターミナル看護まで一通りのことが学べる
- 残業が少なくプライベートと両立しやすい
- 年齢層が様々なのでアットホームな雰囲気で働きやすい
- 働きやすいので途中で辞めずに働くことができる
年齢層が様々でベテランスタッフも多く精神科の雰囲気に似ているので、精神科看護師さんが最初に働く一般科におススメです。
急性期だと多忙すぎて雰囲気も悪く、環境に耐えられなく辞めてしまう方も多いのが。
ですが、慢性期の療養型病院は人間関係も良いところが多く働きやすいです。
👉看護師の一日の仕事の流れを教えて(療養病棟勤務の場合)?
(療養病棟の1日の流れを解説します。)
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②回復期リハ病院
リハビリ中心で、看護技術は療養型病院よりも少なくなります。
- 患者さんそれぞれの個別性を重視した看護を行える
- 患者さんの社会復帰までの回復過程を看ることができる
- 多職種との連携が重要なので多職種から学べることが多い
- 全体的に残業が少なくプライベートと両立しやすい
病院によって学べることの差が大きく、バイタル測定と注射点滴くらいしか看護技術がないところもあります。
トイレ介助のコールが多く腰痛になってしまう方も多く、とにかく介助が多いので看護師としてのやりがいを感じづらいのが短所です。
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③外来看護師
④老健 特養
⑤訪問看護ステーション
転職成功の秘訣は「転職サポートが手厚い看護師転職サイト」を利用することです
数ある看護師転職サイトの中でも、下記の3社は「転職サポートが手厚い」「転職先の内部情報にくわしい」ので一般科への転職に安心して利用できます。
転職先の業務内容やパワハラの有無などの内部情報を把握しておかないと、最悪ブラック病院に転職することになるので注意して下さい。
おすすめ看護師転職サイト
- 公式
- 公式看護roo!
- 公式【ナースではたらこ】
おすすめ看護師転職サイト3社のあんしんポイント
- 完全無料で利用できる
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8割以上の転職経験者が転職サイトを2社以上利用しています
引用元:リクルートエージェント
上記は転職大手リクルートエージェントの調査結果です。
一般職を含む転職では半数以上の方が転職サイトを2~3社利用しています。
そして1社よりも多くのチャンスと採用を勝ち取っています。
これは看護師転職でも同じことです
もしも3社で選ぶのを迷ったら下記の2社がおすすめです。
「転職サポートが手厚い」おすすめ看護師転職サイト
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看護roo!
まとめ(精神科から一般科へおすすめ転職先5選!!)
一番学べて経験が積めるのは「回復期・慢性期病院の中の治療病棟」
挽回するためには、しっかり学べて経験が積める病棟に勤務することが必要です。
回復期・慢性期でも急に病状が悪化する患者さんは普通にいます。
そのため回復期・慢性期病院の中にもこのような患者さんを治療するための治療病棟があります。
精神科看護師さんにはこの「回復期・慢性期病院の中の治療病棟」が特におすすめです。
回復期・慢性期にあたる全ての病院にこのような病棟があるわけではありませんが、最近は多くなってきています。
希望する病院にこのような病棟があるのか確認してみましょう。
情報収集には
私も精神科からの転職時にこの治療病棟に配属になった経験があり、多くの経験を積めました。
この病棟では患者さんは様々な疾患を持っています。
また緊急入院もこの治療病棟で受けますので自然と多くのことを経験できます。
具体的には下記のような病棟のことです。
「回復期・慢性期病院の中の治療病棟」とは
回復期・慢性期病院でも中には療養病棟と治療病棟があります。
回復期・慢性期病院に入院して病状が落ち着いている方でも、悪化する場合があります。
療養病院で病状が落ち着いている患者さんが、急に発熱して肺炎になっていた場合などです。
このような方はそのまま療養病棟で対応することは出来ません。
そこで治療病棟に転棟して治療します。
この治療病棟が「回復期・慢性期病院の中の治療病棟」にあたるわけです。
プチ急性期のようなものなので、一通りの看護技術や急変対応を学ぶことができます。
そして病状が落ち着けば回復期・療養病棟に再び転棟となります。
基本が回復期・慢性期なので完全な急性期ほど激務ではなく、まだ余裕を持って働けますし、教えてもらうこともできます。
精神科看護師さんにも働きやすい雰囲気なので、途中で辞める心配も少ないです。
もしも自信が無いという方は、私を思い出して下さい。
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