元精神科看護師が経験をもとに解説します
- 精神科看護師さんの転職先としておすすめの3つの一般科病院
- 3つの一般科病院の概要と長所・短所・おすすめしたい方
- 一番のおすすめは「その病院の中の治療病棟」

精神科看護師の転職におすすめの一般科病院を教えて?
精神科看護師さんは看護技術や身体アセスメント能力に自信がないことに、悩んでいる方は大勢いらっしゃいます。
残念ですが、あと10年精神科にいても看護技術や身体アセスメント能力は向上しません。
あなたの職場の精神科経験のみで10年の方と、友達や知りあいの一般科看護師を比べてみて下さい。
精神科経験のみ10年よりも、一般科経験2~3年のほうが看護技術や身体アセスメント能力は高いはずです。
看護技術や身体アセスメント能力を身につけるには、現場で実践していくしか方法はありません。
ですが現実には…
一般科へ転職してもついていけずに、辞めて精神科に戻る方が大勢います。
これは決して精神科経験しかないからダメだったいうことではありません。
問題は長く働ける職場環境ではなかったということです。
重要なのは心身のストレスが少ない長く働ける職場を選ぶことです。
そこでおススメするのが下記の3病院です。
精神科看護師さんの転職におすすめ
一般科病院(身体科)ベスト3
- 療養型病院
- ケアミックス病院
- 回復期リハビリテーション病院



なんで慢性期と回復期の病院なの?
急性期のほうが勉強になるんじゃないの?
回復期・慢性期をおすすめする理由はコチラ
👉【元精神科看護師が解説】精神科看護師さんの転職は慢性期がおすすめ!!
私も精神科のみ10年経験して、40歳で一般科(療養型病院)へ転職した元精神科看護師で同じ悩みを持っていました。
思い切って一般科に転職して一般科看護師として恥ずかしくないレベルに成長しました。
そして転職初年度から年間休日120日以上もらい、年収も50万ほどアップしました。
一般科への転職は勇気がいりますが、40歳の私でもできたんです。
20代30代のあなたなら必ずできますし、急性期へのステップアップも可能です。
今の現状に危機感を感じているなら一歩前へ!!
あなたに合った病院をみつけて、もっとレベルの高い看護技術、身体アセスメント能力を身につけましょう!!
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精神科看護師さんの転職におすすめ一般科(身体科)病院ベスト3!!


- 療養型病院
- ケアミックス病院
- 回復期リハビリテーション病院
精神科看護師さんは看護技術に自信のない方が多いです。
この3病院はそんな方が学びやすく、働きやすい環境を持った病院です。
一般科でそのまま働き続ける際に精神科スキルは武器になります。
また一般科の経験を積んだ後に精神科に戻る方もいますし、一般科スキルを持っているぶん精神科で重宝されます。
一般科経験を積むことは他の精神科看護師さん必ずプラスになります。
それではランキングごとに解説していきます。
1位:療養型病院(精神科看護師さんが一番働きやすい職場)


- 人間関係が良いところが多い。
- 年齢層が様々なのでアットホームな雰囲気で働きやすい。
- 働きやすいので途中で辞めずに働くことができる。
- 一通りの看護技術と疾患に対しての看護が学べる。
- 休みも多く残業も少ない。
療養型病院は病棟の雰囲気が精神科と似ています。
急性期だと多忙すぎて、教える余裕もなく雰囲気も悪く、環境に耐えられなく辞めてしまう方も多いです。
ですが、療養型病院は人間関係も良いところが多く働きやすいです。
一通りの基礎を学べるので、精神科看護師さんには一番向いています。
👉看護師の一日の仕事の流れを教えて(療養病棟勤務の場合)?
(療養病棟の1日の流れを解説します。)
患者さんは高齢者で長期療養・リハビリ目的が多く自宅退院または介護施設に転院する方が多いです。
地域に根付き訪問看護を持つところも多いので訪問看護にも行けます。
多職種との連携・情報交換が重要なので強調性が求められます。
療養型病院の長所と短所
- 患者さんに寄り添った看護ができる。
- 二交代制が多く仮眠がとりやすい。
- 成人看護・老年看護・慢性期看護と幅広く学べる。
- 時間に余裕があるので質問しやすい。
- 経過を長く診ているので訪問看護や施設でもスキルが活かせる。
- 全体的に残業が少なくプライベートと両立しやすい。
- 出産・育児経験者が多く理解があるので長く働くことができる。
- 患者さんからの暴言・暴力は少ない。
年齢層が様々でベテランスタッフも多く精神科の雰囲気に似ているので、精神科看護師さんが最初に働く一般科におススメです。
時間に余裕があると解説しているサイトも多いですが、実際には精神科よりは忙しいです。
関連施設を持つところが多いので、たいした症状がなくても関連施設からの患者さんはすぐ入院させることが多いです。
そのぶん経験が積めるのでスキルは上がります。
- 中堅以上だと急性期への転職は難しい。
- 急性期専門病院ほど高度な医療スキルを身につけられない。
- 精神疾患・認知症のある患者さんも一定数いる。
- 看護配置が20対1などでスタッフ数が少ない。
- オムツ交換など介護業務が多く腰痛などになりやすい。
精神疾患・認知症がある患者さんもいますが、精神科看護師さんなら対応が苦にならないレベルです。
多くの病棟スタッフはこのような患者さんの対応が苦手なので、精神科看護師さんには腕の見せ所になります。
精神科より介護業務は多いので、慢性肩こりや腰痛持ちの方には厳しいかもしれません。
療養型病院はこんな方におすすめ
- 精神科の雰囲気に似ているので精神科看護師が働きやすい。
- 患者さんにじっくり向き合いたい方。
- 仕事とプライベートを両立させたい方。
- 多職種との協調性がある方。
- オムツ交換など力仕事が苦にならない方。



働きやすい環境は超重要!!
雰囲気悪いところだと続かないよ。
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2位:ケアミックス病院(一般科の急性期・慢性期の両方を学べる)


- 一つの病院で急性期と慢性期を両方経験できる。
- 転職せずに慢性期↔急性期とどちらにも移ることができる。
- 自分のライフスタイルに合った働き方ができる。
- 病院によっては残業が多い。
普通は慢性期病院から急性期病院へ移りたい時、転職しなければなりません。
転職するには時間も労力も必要ですし、場合によっては1回分のボーナスをもらえないこともあります。
ケアミックス病院なら転職せずに一つの病院で完結できます。
ケアミックス病院の長所と短所
一般的な急性期ほど忙しくなく、慢性期もあるので適度な忙しさです。
- 転職しなくても、1つの病院で急性期と慢性期の両方を経験することができる。
- 1つの病院で急性期と慢性期の両方を経験できる。
- 「子育てが忙しいから急性期」「落ち着いたから慢性期」というように自分のライフスタイルに合った働き方ができる。
- 全体的に残業が少なくプライベートと両立しやすい。
- 患者さんからの暴言・暴力は少ない。
ただし、高度急性期や緊急受け入れに積極的な病院は残業が多くなるので注意が必要です。
- 希望の科があっても通らないこともある。
- 急性期専門病院ほど高度な医療スキルを身につけられない。
- 病院によって急性期と慢性期の比率の差が大きい。
実際には希望の科が通ることが多いのでさほど心配はいりません。
看護技術の基本を身につけるには充分な環境にあります。
ケアミックス病院はこんな方におすすめ
- 急性期と慢性期の両方経験してみたい方。
- 仕事とプライベートの両立させたい方。
- 結婚や出産などあっても辞めずに勤めたい方。
- 出産などライフイベントに左右されず長く働きたい方。
多職種の連携が必要なので協調性は重要です。
急性期にステップアップしたい方:転職の必要がないので、基本給が下がったりボーナス満額がもらえないなどのデメリットがありません。
結婚や出産などライフイベントに合った働き方ができるので、定年まで長く働くことができます。
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3位:回復期リハ病院(転職先によっては介護がメイン)


- 回復期ならではの看護が学べる。
- 多職種から学ぶことができる。
- ナースコールが多く介助量が多いので肉体的につらい。
回復期ならではの看護は回復期リハビリテーション病院でしか学べません。
患者さんの回復過程を看れるのでやりがいも感じられます。
病院によっては介護士と仕事内容が、ほぼ同じところもあるので注意が必要です。
疾患をもとに全身観察を行い合併症の早期予防や発見に努め、ADLが落ちた患者さんの心理的サポートを行います。
ここは精神科看護師さんの得意分野なので、精神科看護師さんに向いている職場です。
また、多職種と連携してリハビリが円滑に行えるようにしていくことが重要なので協調性が求められます。
回復期リハ病院の長所と短所
- 回復期ならではの看護を学べる。
- 患者さんの回復過程を看るのが好きな方。
- 多職種との連携が重要なので多職種から学べることも多い。
- 全体的に残業が少なくプライベートと両立しやすい。
回復過程の身体面・機能面・心理面が看れるので回復過程が好きな方に向いています。
多職種連携が必須なので、多職種から学んだことを看護に活かすことができます。
- 病院によってはあまり看護技術を学べない。
- ナースコールが多く介助量が多いので肉体的にきつい。
- 認知症の患者さんも多いので転倒件数も少なくはない。
- 看護師としてのやりがいを感じづらい。
病院によって学べることの差が大きいです。
バイタル測定と注射点滴くらいしか看護技術がないところもあります。
リハビリも患者さんのレベルにより、ADL拡大から就業支援・社会復帰を目指すところまであるので、興味のある方は看護師転職サイトで聞いてみるといいでしょう。
情報収集には看護のお仕事
トイレ介助のコールが多く腰痛になってしまう方も多く、とにかく介助が多いので看護師としてのやりがいを感じづらいのが短所です。
回復期リハ病院はこんな方におすすめ
- 患者さんの小さな変化に気づける方
- 患者さんが少しづつ回復していく姿にやりがいを感じる方
- 体力に自信のある方
- コミュニケーション能力のある方
患者さんの精神面フォローが身体面の回復にも大きく関係します。
看護技術の基本は学べますが、より多く学びたい方はケアミックス病院か療養型病院を選んだほうがよいでしょう。
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一番学べて経験が積めるのは「回復期・慢性期病院の中の治療病棟」


挽回するためには、しっかり学べて経験が積める病棟に勤務することが必要です。
回復期・慢性期でも急に病状が悪化する患者さんは普通にいます。
そのため回復期・慢性期病院の中にもこのような患者さんを治療するための治療病棟があります。
精神科看護師さんにはこの「回復期・慢性期病院の中の治療病棟」が特におすすめです。
回復期・慢性期にあたる全ての病院にこのような病棟があるわけではありませんが、最近は多くなってきています。
希望する病院にこのような病棟があるのか確認してみましょう。
情報収集には看護のお仕事
私も精神科からの転職時にこの治療病棟に配属になった経験があり、多くの経験を積めました。
この病棟では患者さんは様々な疾患を持っています。
また緊急入院もこの治療病棟で受けますので自然と多くのことを経験できます。
具体的には下記のような病棟のことです。
「回復期・慢性期病院の中の治療病棟」とは
回復期・慢性期病院でも中には療養病棟と治療病棟があります。
回復期・慢性期病院に入院して病状が落ち着いている方でも、悪化する場合があります。
療養病院で病状が落ち着いている患者さんが、急に発熱して肺炎になっていた場合などです。
このような方はそのまま療養病棟で対応することは出来ません。
そこで治療病棟に転棟して治療します。
この治療病棟が「回復期・慢性期病院の中の治療病棟」にあたるわけです。
プチ急性期のようなものなので、一通りの看護技術や急変対応を学ぶことができます。
そして病状が落ち着けば回復期・療養病棟に再び転棟となります。
基本が回復期・慢性期なので完全な急性期ほど激務ではなく、まだ余裕を持って働けますし、教えてもらうこともできます。
精神科看護師さんにも働きやすい雰囲気なので、途中で辞める心配も少ないです。
もしも自信が無いという方は、私を思い出して下さい。
40歳で能力が人並み以下の私でもできたんです。
あなたが20代・30代なら必ずできます!!
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一般科で役立つ精神科スキル3選



一般科で学ぶ大切さはわかったけど、一般科で精神科スキルは役に立つのかな?
安心してください。
精神科でみがいてきたスキルは一般科で充分に役立ちます。
最近は一般科でも認知症や精神疾患を持つ患者さんは多いです。
ですが、多くの一般科看護師はこのような患者さんに苦手意識を持っています。
こんな時に精神科スキルが役に立ちます。
一般科で役立つ精神科スキル
- 傾聴能力
- 不穏時の対応力
- 精神薬の知識
- ADL、IADLの介助
傾聴能力
精神科看護師さんは患者さん訴えの傾聴に長けています。
会話の言葉の裏にあるもの、口調、表情、雰囲気などから患者さんの真意をくみ取ることができます。
不穏時の対応力
一般科看護師は不穏時の対応が苦手な方が多いですし、対応もあまり上手ではありません。
精神科スキルがあれば会話のかけひきで不穏を静めたり、不穏の原因を探ることができます。
精神薬の知識
一般科看護師は精神薬の知識がない方が多いので、精神科での知識が役立ちます。
ADL、IADLの介助
一般科に入院する精神疾患を持つ患者さんはADL・IADLが自立していない場合が多いです。
特にIADLは「身の回りの物品の管理ができない」「持ち込んだおやつの管理ができない」など精神科あるあるのような事例が多く、精神科スキルを活かすことができます。
まだお悩み中なら情報収集だけしておきましょう



今すぐ転職は無理だけど情報収集だけできるサイトはないかな?
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ぶっちゃけ転職活動で一番大切なのは「情報収集」です。
看護師転職サイトから求人メールをもらっておくだけでも下記のメリットがあります。
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- 求人内容の相場(年収、年間休日数など)を知ることができる
- いつも求人してるような、怪しい病院を把握することができる
- 希望の求人に出会えるチャンスが増える
転職しようと思った時から情報収集を始めるより、少しでも前から情報収集したほうが希望の求人や優良求人に出会える確率が上がります。



看護師転職サイトに登録したら転職しないといけないんじゃないの?
看護師転職サイトに登録したからと言って、必ず転職しないといけないわけではありません。
情報収集するだけでもいいんです。
そこで情報収集におすすめなのがレバウェル看護(旧:看護のお仕事
レバウェル看護(旧:看護のお仕事




もちろん気に入った求人があれば、そのまま転職することも可能です。
ここまで熱意をもって読んで下さった中でも、ほとんどの方は日々の精神科業務に流されてしまいます。
一般科を経験しなければ、決して一般科看護師レベルに成長することはできません。
行動を起こす方は「10人中たったの一人」です。
ですが、この1人になれるかで今後の看護師人生は大きく変わります。
まずは情報収集から始めましょう。
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