元精神科看護師が「精神科のみのキャリアに不安を感じる精神科看護師さん」の失敗しない一般科への転職をサポートします。

精神科看護師の転職は不利?|一般科に入職してから注意すること9選!!

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この記事はこんな人におすすめ
  • 精神科から一般科に転職したい看護師さん
  • 精神科から一般科への転職に不安がある看護師さん
新人ナースちゃん

精神科から一般科に転職したら何に気をつけたらいいの?

精神科から一般科に転職する看護師さんは「自分は一般科で本当にやっていけるのか?」「すぐ辞めてしまうんじゃないか?」という不安をお持ちではないでしょうか?

実際に精神科から一般科に転職しても、すぐに辞めてしまう方が多いです。

精神科から一般科に転職するのは本当に大変です。

ですが、いくつかのことに気をつけることで「働きやすくなる」「辞めずに働き続ける」ことができるようになります。

この記事は精神科看護師さんが一般科に転職して、長く働くために注意することを解説します。

ここで少し自己紹介させてください。

筆者の経歴
  • 元精神科看護師、新卒で精神科病院に入職し精神科のみ10年経験する。
  • 精神科のみ10年経験後、40歳で一般科(療養病院)に転職する。
  • 現在は一般科に勤務し13年目になる。
  • ケアマネージャー、認知症ケア専門士の資格あり
筆者のノブと申します。

一般科での日々は楽ではありませんが、充実した日々です。

一般科の壁を乗り越えると、実力と自信がつき看護師としてレベルアップできます。

40歳だった私でも出来たので、20代30代の方なら確実に実践できる内容になっています。

一般科への転職を成功させて、看護師としてさらにレベルアップしましょう。

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目次

「精神科看護師の転職は不利」は本当のこと

あなたも聞いたことがあるでしょうが「精神科看護師の転職は不利」と言われています。

残念ながらこれは本当のことです。

なぜ「精神科看護師の転職は不利」の理由は下記です。

最初が一般科なら、あらゆる科に転職できます。

ですが、最初が精神科なら精神科にしか転職できません。

簡単に言いますと精神科以外は一般科です。

最初が一般科なら、一般科の基礎が身についています。

なので、あらゆる科(他の一般科)に転職できるのです。

ですが、最初が精神科なら精神科の基礎しか身につきません。

なので、精神科にしか転職できず「精神科看護師の転職は不利」となるわけです。

新人ナースちゃん

それじゃあ一生精神科でしか働けないの?

安心してください、けっしてそんなことはありません。

「精神科から一般科への転職」楽じゃないけど可能

前述しましたが私も元精神科看護師です。

精神科のみ10年から40歳で一般科に転職し13年経ちました。

精神科から一般科への転職はけっして楽じゃないですが可能です。

あなたに本当に「やる気」があれば一般科でやっていけます。


40歳の私でもできたんですから、20代30代のあなたなら必ずできます。

とはいえ「やる気」だけでは無理です。

「やる気」のほかに「9つの注意」が必要です。

一般科に入職してから注意すること9選

一般科に転職してもすぐに辞めてしまう人は多いです。

ですが、最低でも1年はいないとなにも身につきません。

以下のことに注意していけば、確実に1年以上働き続けることができます。

そして1年続けられれば3年、3年続けられれば5年と長く働き続けることができます。

  • 「感謝すること」と「楽しむこと」を心掛ける
  • 経験年数や年齢などのプライドを捨てる
  • イヤミを言われても気にしない
  • 前の病院のやり方や自分の知識に固執しない
  • 積極的に学ぶ姿勢をみせる
  • 鵜呑みにしないで主体的に考えるクセをつける
  • 時間に余裕を持った行動をする
  • 必ずメモをとる
  • わからないことはそのままにしない

中には当たり前のこともあるので、多少拍子抜けするかもしれません。

それではくわしく解説していきます。

「感謝すること」と「楽しむこと」を心掛ける

教えてもらったことに「感謝すること」で人間関係がよくなり、できるようになったことを「楽しむこと」で長く続けることができます。

「感謝すること」で相手はあなたにプラスの感情を持ち「この人にまた教えてあげよう」というプラスのお返しをしてくれるようになります。

「感謝すること」で人間関係がよくなり「楽しむこと」で長く続けることができるというわけです。

これが超基本姿勢になるので忘れないで下さい。

経験年数や年齢などのプライドを捨てる

精神科の経験年数や年齢のプライドはすべて捨てましょう。

ぶっちゃけ持っていても何の役にも立ちません。

一般科ではあなたは未経験の新人です。

それでも周囲のスタッフからは「看護師〇年目」とみられますが、これも気にしてはいけません。

同時に「一般科は初めて」ということもわかってくれています。

それなら「一般科看護師として一からやり直す」くらいで臨むほうが気が楽です。

実際こういう方が受け入れてもらいやすくなります。

イヤミを言われても気にしない

一般科に転職しても最初のうちはバイタル測定、注射、点滴、オムツ交換くらいしかできることはありません。

ぶっちゃけ「もう〇年目なのに、こんなこともできないの」とイヤミを言われることもあります。

ですが気にしてはいけません。

そんな時は「出来が悪くてすいません」みたいな感じで自虐的に流しましょう。

そうすることで「イヤミ言われても耐えて頑張ってる」とプラスな評価をされます。

そして言った相手はマイナス評価を受けます。

真面目に頑張っていれば、あなたを評価してくれる人が必ずいますので安心してください。

前の病院のやり方や自分の知識に固執しない

看護業界ではオムツ交換一つとっても、病院によって業務のやり方が違うことがあります。

転職した病院のやり方に従いましょう。

よく前の病院のやり方や自分の知識に固執してしまう人もいますが、こういう人は嫌われます。

たとえ転職先の業務のやり方が間違っていたとしても、そのことを口にするのはある程度仕事ができるようになってからにしましょう。

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積極的に学ぶ姿勢をみせる

一般科では初めて行う処置や検査などがたくさんあります。

事前勉強しておいてから、積極的にやらせてもらいましょう。

事前勉強しておくことが必要です。

そうでなければ教えてくれる相手にも失礼です。

また、たとえやったことがある処置や検査でも積極的にやらせてもらいましょう。

そうやって積極的に動いていくことで、自分のものになっていきますし周囲からも「やる気がある人だ」と評価してもらえます。

鵜呑みにしないで主体的に考えるクセをつける

アドバイスや看護技術など教えてもらったこと、先輩看護師が行った看護には必ず「根拠はなにか?」を自分で調べて理解するクセをつけましょう。

先輩看護師に教えてもらったことって、ついつい鵜呑みにしてしまいがちです。

ですが、鵜呑みにするクセがついてしまうと思考停止してしまい、最悪自分でアセスメントできなくなってしまいます。

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時間に余裕を持った行動をする

新しい環境では緊張して気持ちの余裕がありません。

気持ちの余裕がなければ、焦ってしまいミスを犯すリスクも高まります。

そうならないために時間に余裕を持った行動をしましょう。

出勤なら30分前くらいから、業務を行う時も5分前できれば10分前行動を意識しましょう。

そうすることで心に余裕ができます。

必ずメモをとる

なにか教えてもらった時や、はじめて体験することがあった時は必ずメモをとりましょう。

メモをとることで真摯な姿勢が伝わります。

教える人も「教えがいがあるな」となり「もっと教えたい」と思ってくれます。

そしてたまっていったメモはあなたの大切な参考書になります。

わからないことはそのままにしない

一般科に転職すると最初はわからないことだらけです。

ですが、そのままにしてはいけません。

メモをとっておいて後から調べましょう。

あとまわしにすると、わからなかったことすらわからなくなり、しまいには忘れてしまいます。

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看護師は精神科10年より一般科1年のほうが優秀です

少々厳しい言い方になってしまいますが、一般科経験1年の看護師と精神科経験のみ10年の看護師を比べると、一般科経験1年の看護師のほうが優秀です。

一般科経験1年の看護師は急変対応・一通りの看護技術・身体アセスメント・ME機器の操作などの知識と技術を持っています。

ですが、精神科のみ10年の看護師はこれらのことはできません。


以前の私もそうでした、その時は自分の看護師としての無能さがとてもつらかったです。

「精神科しか知らないから当たり前だ」「精神科と一般科はやることが違う」という反論もあるでしょう。

ですが、実際は精神科でも急変対応も身体アセスメントする場面もありますし、一般科スキルが必要な場面は多々でてきます。

 >>精神科看護師から一般科に転職するコツを解説します

精神科で看護師人生を全うするならいいかもしれません。

看護師としてできることを増やしスキルアップしたいのなら、楽ではないことを覚悟のうえで一般科で経験を積むことが必要不可欠です。

それでも10人中8人は行動せず日常に流され精神科の経験年数だけが増えていきます。

行動する側の2人になって一般科で経験を積んでみましょう。

その先には自信に満ちてスキルアップしたあなたが待っていますよ。

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入職後のトラブルは看護師転職サイトに相談できる

入職してから「残業が無いと聞いていたのに毎日サービス残業だった」「給料が聞いていた金額より少なかった」などのトラブルは少なくありません。

こういった問題を個人で解決するのはとても難しいことです。

場合によっては、あなたの立場が悪くなってしまうこともあります。

こんなトラブルを防ぐために、転職には看護師転職サイトを利用しましょう。

看護師転職サイトは転職する時だけではなく、転職後のトラブルにも対応してくれます。

下記のようなネットには載っていない情報ももっていますので、ホワイト求人を探すのにも役立ちます。

  • 病院内部の人間関係
  • 残業の有無
  • 給与のボーナスのアップ率
  • 離職率
  • パワハラの有無

完全無料ですのでこの機会に登録しておきましょう。

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護rooは転職サポートが手厚いので、精神科から一般科への転職にはおすすめです。

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他のサイトに比べると地方の求人には弱いですが、主要都市の求人には強いです。

また下記の「初めての転職サポートブック(約190ページ)」ももらえるのでお得です。

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ここまで読んでいただいたあなたには「やる気」と「行動力」が必ずあります。

自分を信じて一般科にチャレンジしてみましょう。

1年後には、一般科でスキルアップし輝いているあなたがいらっしゃるでしょう。

まとめ

今回解説したことは、私が一般科に転職した時に注意していたことです。

結果、一般科に勤務し13年経ち精神科に戻ってもいません。

この記事で解説したことを実践していただければ、あなたも一般科で長くやっていくことができます。

また、入職後のトラブルも珍しくことではありません。

これを防ぐためにも、自分一人で転職活動を行わないようにしましょう。

を利用することで、入職前後のトラブルがあったら対応してもらえます。

<一般科に入職してから注意すること9選>

  • 経験年数や年齢などのプライドを捨てる
  • イヤミを言われても気にしない
  • 前の病院のやり方や自分の知識に固執しない
  • 積極的に学ぶ姿勢をみせる
  • 時間に余裕を持った行動をする
  • 必ずメモをとる
  • わからないことはそのままにしない

ぜひ一般科でスキルアップして充実した看護師ライフを送ってください。

精神科看護師さんが長く勤められる一般科病院を解説します。

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