元精神科看護師が「精神科のみのキャリアに不安を感じる精神科看護師さん」の失敗しない一般科への転職をサポートします。

精神科看護師の転職は不利?|一般科に転職してやめないために必要なこと10選

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この記事はこんな人におすすめ
  • 一般科に転職したい精神科看護師さん
  • 一般科への転職に不安がある精神科看護師さん
  • 一般科に転職して長く辞めずに働きたい精神科看護師さん
精神科ナースちゃん

【今回のお悩み】
精神科から一般科に転職したいです。
一般科で長く働くには、どんなことに気をつけたらいいですか?

一般科に転職したい精神科看護師さんは「自分は一般科で本当にやっていけるのか?」「ついていけずに、すぐ辞めてしまうんじゃないか?」という不安をお持ちではないでしょうか?

過去の私もそんな悩みを持つ一人でした。

筆者の経歴
  • 元精神科看護師、新卒で精神科病院に入職し精神科のみ10年経験する。
  • 精神科のみ10年経験後、40歳で一般科(療養病院)に転職する。
  • 現在は一般科に勤務し13年目になる。
  • ケアマネージャー、認知症ケア専門士の資格あり
筆者のノブと申します。

精神科から一般科に転職するのは本当に大変です。

実際に精神科から一般科に転職しても、すぐに辞めてしまう方も多いです。

ですが、この記事の10個のことに気をつけることで一般科で「働きやすくなる」「辞めずに働き続ける」ことができるようになります。

結果として一般科で経験を積むことができ、実力と自信がつき看護師としてレベルアップできます。

一般科への転職を成功させて、看護師としてさらにレベルアップしましょう。

下記の記事は「精神科から一般科へ転職」のためのロードマップです。

精神科から一般科へ転職したいけど不安がある。 そんな不安を「具体的な転職活動」「一般科での働き方と人間関係」 から解説し一般科転職を成功に導きます。

目次

「精神科看護師の転職は不利」でも諦めてはいけません

耳の痛い話ですが「精神科看護師の転職は不利」と言われています。

残念ながらこれは本当のことです。

なぜなら?

精神科看護師は一般科スキルが身についていないからです。

とはいえ、手はあります。

一般科の人事担当者に「あなたを採用すると将来的にメリットがある」と思ってもらえれば採用してもらえます。

>>こちらで一般科で採用される志望動機を解説します

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「精神科から一般科への転職」は楽じゃないけど可能です

精神科から一般科への転職はけっして楽じゃないですが可能です。

そのためには

「やる気」と「行動力」があれば一般科でやっていけます。

ですが、これだけだとちょっと抽象的過ぎますよね?

では具体的にどんなことを行うか解説します。

>>こちらで一般科の日勤の流れを解説します

一般科に入職してから注意すること10選

一般科で最低でも1年はいないと、なにも身につきません。

以下のことに注意していけば、確実に1年以上働けます。

そして1年続けられれば3年、3年続けられれば5年と長く働き続けることができます。

一般科で働くために注意すること10選

  • 「感謝すること」と「楽しむこと」を心掛ける
  • 経験年数や年齢などのプライドを捨てる
  • イヤミを言われても気にしない
  • 前の病院のやり方や自分の知識に固執しない
  • 積極的に学ぶ姿勢をみせる
  • 鵜呑みにしないで主体的に考えるクセをつける
  • 時間に余裕を持った行動をする
  • 必ずメモをとる
  • わからないことはそのままにしない
  • 不穏や徘徊などは率先して対応する

当たり前のことばかりで拍子抜けしましたか?

特にむずかしいことはありませんよね?

ですが意外なことに...

多くの方がこの当たり前のことが出来ずにやめてしまいます。
特に②③④ができない方が多いです。

実際に私も何人かこのような方をみています。

かんたんそうにみえても「言うは易し行うは難し」です。

気を引き締めて進んでいきましょう。

「感謝すること」と「楽しむこと」を心掛ける

まずこれが基本です。

教えてもらったことに「感謝すること」で人間関係がよくなり、できるようになったことを「楽しむこと」で長く続けることができます。

「感謝すること」で相手はあなたにプラスの感情を持ち「この人にまた教えてあげよう」というプラスのお返しをしてくれるようになります。

こうすることで人間関係がよくなり、結果として長く続けることができるというわけです。

経験年数や年齢などのプライドを捨てる

これができない方は意外と多いです。

精神科の経験年数や年齢のプライドはすべて捨てましょう。かえって邪魔になります。

一般科ではあなたは未経験の新人です。

それでも周囲のスタッフからは「看護師〇年目」とみられますが、同時に「一般科は初めて」ということもわかってくれています。

それなら「一般科看護師として一からやり直す」くらいで臨むほうが気が楽です。

実際こういう方が受け入れてもらいやすくなります。

ノブ<br>

自分の年齢や経験数とか全スルーでOKです

イヤミを言われても気にしない

一般科に転職しても最初のうちはバイタル測定、注射、点滴、オムツ交換くらいしかできることはありません。

ぶっちゃけ「もう〇年目なのに、こんなこともできないの」とイヤミを言われることもあります。

ですが気にしてはいけません。

イヤミはスルーして「出来が悪くてすいません」みたいな感じで自虐的に流しましょう。

そうすることで「イヤミ言われても耐えて頑張ってる」とプラスな評価をされます。

そして言った相手はマイナス評価を受けます。

真面目に頑張っていれば、あなたを評価してくれる人が必ずいますので安心してください。

前の病院のやり方や自分の知識に固執しない

看護業界ではオムツ交換一つとっても、病院によって業務のやり方が違うことがあります。

前の病院のやり方や自分の知識に固執せず、転職した病院のやり方に従いましょう。

たとえ転職先の業務のやり方が間違っていたとしても、そのことを口にするのはある程度仕事ができるようになってからです。

ちょっとした一言のつもりでも、悪影響になります。

ノブ

これやる方意外と多いんです
気をつけましょうね

積極的に学ぶ姿勢をみせる

一般科では初めて行う処置や検査などがたくさんあります。

はじめての業務は事前勉強しておいてから、積極的にやらせてもらいましょう。

また、たとえやったことがある処置や検査でも積極的にやらせてもらいましょう。

そうやって積極的に動いていくことで、自分のものになっていきますし周囲からも「やる気がある人だ」と評価してもらえます。

鵜呑みにしないで主体的に考えるクセをつける

アドバイスや看護技術など教えてもらったこと、先輩看護師が行った看護には必ず「根拠はなにか?」を自分で調べて理解するクセをつけましょう。

先輩看護師に教えてもらったことって、ついつい鵜呑みにしてしまいがちです。

ですが、鵜呑みにするクセがついてしまうと思考停止してしまい、最悪自分でアセスメントできなくなってしまいます。

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時間に余裕を持った行動をする

新しい環境では緊張して気持ちの余裕がありません。

時間に余裕を持った行動をして気持ちの余裕を持たせましょう。

出勤なら20~30分前くらいから、業務を行う時も5分前できれば10分前行動を意識しましょう。

そうすることで心に余裕ができて、よけいなミスも減ります。

必ずメモをとる

これも意外とやらない方が多いです。

なにか教えてもらった時や、はじめて体験することがあった時は必ずメモをとりましょう。

教える人も「教えがいがあるな」となり「もっと教えたい」と思ってくれます。

そしてたまっていったメモはあなたの大切な参考書になります。

わからないことはそのままにしない

一般科に転職すると最初はわからないことだらけです。

ですが、そのままにしてはいけません。

わからなかったことは、メモをとっておいて後から調べましょう。

あとまわしにすると、わからなかったことすらわからなくなり、しまいには忘れてしまいます。

不穏や徘徊などは率先して対応する

一般科にも認知症の方や軽い精神疾患を持っている方は入院されています。
そんな方の対応は率先して対応しましょう。

一般科の看護師は認知症や精神疾患を持つ患者さんの対応が苦手です。

そんな時はあなたの腕の見せ所です。

培ってきた精神科スキルを存分に発揮しましょう。

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精神科経験しかなくても一般科でやり直せます

一般科経験1年の看護師は急変対応・一通りの看護技術・身体アセスメント・ME機器の操作などの知識と技術を持っています。

精神科のみ10年の看護師だとこれらのことはできません。


ですが、今から一般科に転職してやり直すことはできます。

ノブ

今日が人生で一番若い日です
今からでもじゅうぶん間にあいますよ

実際は精神科でも急変対応も身体アセスメントする場面もありますし、一般科スキルが必要な場面も多々あります。

精神科でやっていくとしても一般科スキルがないと、将来困ることになります。

あなたの未来を助けるために、一般科で経験を積んでスキルアップしてください!!

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一般科転職には「転職サポートが手厚い看護師転職サイト」の利用が必要です

前述したように、一般科は精神科看護師をあまり採用したがりません。

一般科に転職するためには「転職サポートが手厚い看護師転職サイト」を利用することが必要です。

一般科で採用されるためには「どんな人材を欲しがっているか?」「面接はどんな受け答えが必要か?」などの情報が必要です。

ですが、個人ではこれらの情報は入手できません。

このような情報を知っているのが看護師転職サイトです。

多くの看護師転職サイトの中でも「転職サポートが手厚い看護師転職サイト」を利用することが転職成功のカギになります。

また、看護師転職サイトは転職する時だけではなく、転職後のトラブルにも対応してくれるので安心です。

「転職サポートが手厚い看護師転職サイト」はこの3社です

転職サポートが手厚い看護師転職サイト3社

3社とも業界大手で求人数・利用者数など実績がありますので安心して利用できます。

>>こちらで上記3社をくわしく解説します

また看護師転職サイトは下記のようなネットには載っていない内部情報をもっています。

働きやすい転職先をみつけるためには必要不可欠な情報なので入手しておきましょう。

知っておきたい転職先の内部情報

  • 病院内部の人間関係
  • 残業の有無
  • 給与のボーナスのアップ率
  • 離職率
  • パワハラの有無

転職成功の秘訣は看護師転職サイトを2社利用することでです

引用元:リクルートエージェント

上記は転職大手リクルートエージェントの調査結果です。

一般職を含む転職全体では半数以上の方が転職サイトを2社以上利用しています。

1社よりも2社利用したほうが優良求人に出会えるチャンスも増えるし、内定をもらえる確率も上がります。

迷ったならに登録しましょう。

上記2社は看護師なら誰でも知ってる大手2社です、もし迷ったならこの2社に登録しておけば間違いはありません。

ここまで読んでいただいたあなたには「やる気」と「行動力」があります。

「やる気」と「行動力」があるからこそ、ここまで読んでいただけたのです。

今からでも遅くありません、一般科にチャレンジしてみましょう。

きっと1年後のあなたは、一般科でスキルアップし輝いているでしょう。

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【まとめ】精神科看護師の転職は不利?

今回解説したことは、私が一般科に転職した時に注意していたことです。

結果、一般科に勤務し13年経ち精神科に戻ってもいません。

この記事で解説したことを実践していただければ、あなたも一般科で長くやっていくことができます。

また、トラブルを防ぐためにも自分一人で転職活動を行わずに、看護師転職サイトを利用してください。

この機会にぜひ一般科でスキルアップして、充実した看護師ライフを送られることを願っています。

下記では精神科看護師さんが長く勤められる一般科病院を解説します。

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