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精神科看護師がきつい理由|暴言暴力よりつらい“本当の問題”とは?

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「精神科って楽でしょ?」そんな言葉に、違和感を覚えたことはありませんか。

実際に働くと、現場はまったく違います。

暴言や暴力だけでなく、+このままでいいのかという不安+に押しつぶされそうになる瞬間があります。

それでも、「きついと思うのは甘えなのでは?」「自分が弱いだけなのでは?」そうやって自分を責めてしまう人も多いはずです。

ですが、結論から言うと

-それは甘えではありません-

この記事を書いた人
  • 元精神科看護師
  • 新卒から精神科のみ10年勤務
  • スキル不安から40歳で一般科へ転職
  • 現在は一般科勤務16年目
  • ケアマネ、認知症ケア専門士あり
ノブと申します。

この記事では精神科10年と一般科15年経験した私が、精神科看護師が感じる「きつさ」の正体を解説します。

目次

精神科看護師がきついと言われる3つの理由

精神科の「きつさ」は・暴言・環境・感情労働が重なることです。

①患者からの暴言・暴力

精神科は理不尽な暴言や暴力が日常的に起こる環境です。

私は患者さん同士のおやつのやり取りを注意した時に、胸ぐらをつかまれたことがあります。

その瞬間、こう考えていました。

・なんで自分がこんな目にあうのか?
・これって普通なのか?
・誰も助けてくれないのか?

ただ、当たり前に病棟ルールを守るよう注意しただけです。

また、急な外出を希望した患者対応をした時です。

外出には事前に医師の許可が必要だと説明したら、激昂し暴言を浴びせられ腕を引っ掻かれました。

ただ仕事をしているだけなのに、心も体も削られていく。

この理不尽さは一度経験すると簡単には消えません。

そしてこう思うようになります。

「これ、ずっと続くのか?」

②閉鎖的な環境と逃げ場のなさ

精神科は閉鎖的な環境が多く逃げ場がありません。

患者との距離も近く、つねに気を張り続ける必要があります。

物理的にも精神的に逃げ場がなく、ストレスが蓄積しやすい環境です。

一度ストレスを感じてもうまくリセットできない。

「どこかで息を抜きたい」

そう思っても簡単には切り替えられない環境です。

③感情労働の負担  

精神科では、患者の感情に寄り添い続ける必要があります。

怒りや不安を受け止めることも多く、感情の変化が激しいです。

そんな中でも、自分の感情を抑え続けなければなりません。

「本当はしんどい」

そう思っても表には出せない。

自分の感情を抑え続けることで、心が消耗していきます。

本当にきついのは「当たり前」とされる現場環境

ここが一番の問題です。

暴言や暴力が問題視されない、環境そのものが最大のストレスです。

暴言や暴力があっても、現場ではこう言われます。

「精神科では当たり前」

最初は違和感があっても、だんだんそれが普通のように扱われていきます。

でも、心のどこかでこう思いませんか?

「これって本当に普通なのか?」

私はずっとこう思っていました。

-私たちは使い捨ての道具じゃない-

患者と同じように、感情を持った人間です。
怖いものは怖いし、理不尽なものは理不尽です。

それなのに、それを笑ってやり過ごすことが求められる。

この環境が当たり前になっていること自体がおかしい。

そしてもう一つ、強く感じていたことがあります。

「もし看護師の心身の安全が守られる環境になれば離職率は減る。そして、もっと良い看護ができるのではないか」

精神科では難しいことかもしれませんが、現場ではこういう意識がないのも現実です。

これはきれいごとではなく、現場に10年いたからこそ感じた現実です。

そして最後に残るのが“消えない不安”

こうした環境で働いていると、ふと考える瞬間があります。

「自分はこのままでいいのか?」

  • 看護技術が身についていない
  • 身体アセスメントに自信がない
  • 経験年数だけが増えていく

看護師スキルが足りない現実が、将来への不安を大きくしていきます。

普段は忙しさで考えないようにしていても、夜勤明けやふとした瞬間に頭に浮かびます。

「もし今、一般科に行ったら通用するのか?」

この不安が、じわじわと大きくなります。

「目の前の仕事のつらさより、自分の将来の不安の方が怖い」

そう感じている人も多いはずです。

このまま続けるとどうなるのか?

この不安な状態が続くと、メンタルも状況も少しずつ変化していきます。

  • 転職したいのに怖くて動けない
  • 自分に自信が持てなくなる
  • 現状に縛られる

これが続いていくと「動きたいのに動けない状態」になります。

そして年数だけが増えていきます。

これが一番つらい状態です。

じゃあどうすればいいのか?

安心してください。

今すぐ転職する必要はありません。

まずは「自分が働ける科を知ること」が最初の一歩です。

選択肢を知らないまま、思考停止で働き続けるのはやめましょう。

精神科から一般科への転職については、こちらで詳しくまとめています。

≫ 完全ガイド「精神科から一般科へ転職する方法」

ここまで読んで、「自分はどう動けばいいんだろう」と感じた方もいると思います。

いきなり転職を決める必要はありません。

ただ、今の自分の状況でどんな選択肢があるのかを知るだけでも、不安はかなり軽くなります。

≫レバウェル看護で今の選択肢を確認してみる

転職は“情報収集だけ”でもいい

実際に転職した人の多くは最初に情報収集から始めています。

情報を知るだけで、不安は大きく軽減されます。

  • 自分でも転職できるのか
  • どんな求人があるのか
  • 今の経験がどう評価されるのか

これらを知るだけでも、不安は大きく変わります。

無理に転職する必要はありません。

まずは情報整理するだけでも十分です。

まとめ

精神科看護師がきついと感じるのは甘えではありません。

精神科看護師のきつさは現場環境と将来不安が重なることにあります。

  • 暴言や暴力
  • 当たり前とされる環境
  • 将来への見えない不安

これらが重なって、しんどさになります。

だからこそ、自分を責める必要はありません。

その環境で働いている時点で、あなたの価値は十分に高いです。

そして、今の場所だけがすべてではありません。

選択肢を知ることが、これからの働き方を変える第一歩になります。

もし今、「このままでいいのか」と少しでも感じているなら、一度だけでも自分の可能性を整理してみるのも一つの方法です。

≫ レバウェル看護で自分の選択肢を確認してみる

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