【看護師転職】失敗しないためのブラック病院の特徴14選と見分け方
この記事では看護師転職に失敗しないために、ブラック病院の特徴14選とその見分け方をお話します。
この記事は准看護師を経て、看護師に転職し看護師歴16年、出戻り経験もあり。
他にケアマネージャーと認知症ケア専門士の資格を持つ、僕が書いています。
看護師転職ではブラック病院を選ばないことが超重要です。
とはいえ、どの病院もクリーンな売り込み方をしてるので、ブラック病院を見分けるのはなかなか難しいですよね。
表面上のクリーンさに騙されて、ブラック病院に入ってしまったという話はよく聞きます。
僕自身も過去に5回転職しブラック病院に入ってしまったことがありますので、ブラック病院のことは身をもって知っています。
ブラック病院あるある
- サービス残業・前残業は当たり前
- 年間休日110日未満
- 有給は取れない、捨てるのが当たり前
- 夜勤の仮眠は取れない
- 夜勤明けの翌日が日勤は当たり前
恐ろしいことに、こんな劣悪な労働環境がブラック病院では当たり前なんです。
転職する時にブラック病院の特徴って、どうやって見分けたらいいの?
わかりやすいブラック病院の特徴を教えて?
ですが安心して下さい。
ブラック病院の特徴と見分け方がわかれば、ブラック病院に入って疲弊することはないですし、無駄な転職活動をすることもありません。
ブラック病院の特徴と見分け方を知るメリット
- ブラック病院にひっかからない
- あなたに合ったホワイト病院に転職できる
- 無駄な転職活動をしなくてすむ
この記事を参考に就職活動・転職活動していただけたら、あなたがブラック病院に入り貴重な時間と労力を無駄にすることは無いでしょう。
そして、あなたに合ったホワイト病院に入ることができます。
では、これから詳しくブラック病院の特徴とその見分け方をお話していきますね。
ブラック病院はあなたの人格を変えてしまいます
ブラック病院で働くと激務な上に給料が安く、おまけにサービス残業や休日出勤も当たり前、なんてことが珍しくありません。
そんなところは大体人間関係が悪く、パワハラやいじめも横行しているような職場が多いです。
環境が最悪だと人間の心も荒んでいき、結果的に人間関係も悪くなってしまいます。
ブラック病院で働くうちに心穏やかで優しい人でも、だんだん心が荒んでいき患者さんにも冷たくなってしまうことは珍しくありません。
ブラックな環境はあなたの人格も変えてしまいます。
またブラックな環境はあなたの心身をむしばんでいきます。
忙しすぎる仕事と最悪な人間関係から、うつになってしまい看護師を辞めてしまうことにもなりかねません。
だからこそブラック病院には絶対に入ってはいけないのです。
ブラック病院を避けることが看護師転職のカギだよ!!
【看護師転職】転職で失敗しないためには「自己分析」が超重要です
ブラック病院の14の特徴と対策
ブラック病院の特徴はめちゃくちゃあります。
中には「人によるんじゃない?」と思う様なものもありますが、この記事では誰もが嫌がる代表的なブラック病院の特徴を解説していきます。
ハードな労働環境
ブラック病院は看護師をはじめスタッフを、使い捨ての「ただの駒」としか考えていません。
忙しすぎて昼休みが30分しか取れない、夜勤の仮眠を取ることができない、夜勤明けの翌日が日勤(本来は休みにしなければいけない)などはブラック病院によくある例です。
使い捨てですから、スタッフをハードな労働環境で働かせ徹底的に搾取するのです。
事前にこんなことが無いか確認しておきましょう。
対策
- 転職する前に看護師転職サイトに聞いてみる
- そこで働いている人、もしくは働いていた人に聞く
- 同僚や友達に情報が無いか聞いてみる
- ハローワークに聞いてみる
- ネットの口コミサイトで確認する
(ナスコミhttps://ns-com.net/)
直で病院に聞いても本当のことは教えてはくれません。
必ず働いた経験のある人や、看護師転職サイトなどに聞いてみましょう。
ハード過ぎる職場は心も身体ももたないよ。
希望する休みが取れない、有休が取れない
入職する前は「希望の休みは取れる」「有休も取得できる」と聞いていたのに、入ってみたら全く話が違った。
希望の休みも有休も取れない、ということはブラック病院によくあります。
お子さんのいる方は、父兄参観や運動会など出席できなくなるので大問題です。
対策
- 入職する前に書面に「希望する休みと有給が取得できる」ことを明記してもらう
- そこで働いている人、もしくは働いていた人に聞く
- 同僚や友達に情報が無いか聞いてみる
- ハローワークに聞いてみる
- ネットの口コミサイトで確認する
(ナスコミhttps://ns-com.net/) - 利用した看護師転職サイトに相談する
希望する休みが取れないとプライベートが台無しになるよ。
前残業やサービス残業は当たり前
1時間前から前残業しないと日勤が終わらない、2時間前から前残業しないと夜勤に間に合わない、ということはブラック病院によくあります。
こういうところは定時過ぎても帰れません、毎日のサービス残業が当たり前です。
僕が昔に勤めたブラック病院は夜勤は「遅くとも1時間30分前から出勤が当たり前」。
日勤は「19時、19時30分ぐらいは当たり前」という風潮でした。
ブラック病院ですから当然のように残業代は出ません。
対策
- そこで働いている人、もしくは働いていた人に聞く
- 同僚や友達に情報が無いか聞いてみる
- ハローワークに聞いてみる
- ネットの口コミサイトで確認する
(ナスコミhttps://ns-com.net/) - 利用した看護師転職サイトに相談する
こんなブラック病院はタダ働きを強制させられるよ。
セミナーや院内勉強会は強制参加
外部講師を招いてのセミナーや院内勉強会は勤務時間内なら、大人の事情で強制参加でも仕方ないですが。
ブラック病院では日勤終わってから勉強会とか、夜勤明けの人も強制参加が横行しています。
素直で真面目な人ほど、これが当たり前と思いやすいので注意しましょう。
時間外のものはあくまで自由参加です、強制できるものではありません。
対策
- そこで働いている人、もしくは働いていた人に聞く
- 同僚や友達に情報が無いか聞いてみる
- ネットの口コミサイトで確認する
- (ナスコミhttps://ns-com.net/)
- 利用した看護師転職サイトに相談する
やる気を逆手に取る、まさに「やりがい搾取」だよ。
人間関係が悪い、パワハラが横行している
人間関係やパワハラは、外部からはなかなかわからないものです。
看護師転職サイトもある程度はわかっても、完全には把握しきれません。
そこで働いていた、もしくは働いていた人に聞いてみるか。
同僚や友達にそこで働いたことがある人がいないか、聞いてみて情報を得ましょう。
対策
- そこで働いている人、もしくは働いていた人に聞く
- 同僚や友達に情報が無いか聞いてみる
- ネットの口コミサイトで確認する
- (ナスコミhttps://ns-com.net/)
- 看護師転職サイトに聞いてみる
人間関係の悩みから、うつになり自殺に追い込まれることもあるから注意してね。
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いつも求人が出ている、人の出入りが激しい、離職率が高い
ホワイトな労働環境で問題がない病院ならば、人は辞めないで定着します。
人が定着しないということは労働環境が良くないということは、何らかの問題があるブラック病院の恐れがあります。
こういう病院の悪い噂は信憑性が高いです。
看護師転職サイトや働いていた人から、情報を入手すると「これが理由か」という情報が得られるでしょう。
対策
- そこで働いている人、もしくは働いていた人に聞く
- 同僚や友達に情報が無いか聞いてみる
- ハローワークに聞いてみる
- ネットの口コミサイトで確認する
- (ナスコミhttps://ns-com.net/)
- 看護師転職サイトに聞いてみる
看護師の平均離職率は10%だから、それ以上はブラック病院だよ。
看護師転職サイトがやたらと勧めてくる病院
看護師転職サイトがやたらと勧めてくる病院は要注意です。
その病院が常に人材不足だから、看護師転職サイトに常に人が欲しいと言っている可能性が高いです。
看護師転職サイトの担当者も自分の成績になるので、なんとか入れさせようとしてきます。
こんなところはブラック病院のおそれがあります。
対策
- 別の看護師転職サイトにも聞いてみる
- そこで働いている人もしくは働いていた人に聞く
- ハローワークで聞いてみる
- ネットの口コミサイトで確認する
- (ナスコミhttps://ns-com.net/)
ゴリ押しされたら気をつけてね。
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すぐに採用になる病院
すぐに採用になる病院は要注意です。
普通は採用するまでに看護部長・総務部長・人事部長・病院長などの審議を経て採用に至ります。
当然それなりに時間もかかるのが当たり前です。
ですが、すぐに採用になるということは、慢性的な人出不足ですぐにでも人が欲しいということです。
ブラック病院の確率が高いので、焦って入職してはいけません。
対策
- 別の看護師転職サイトにも聞いてみる
- そこで働いている人もしくは働いていた人に聞く
- 同僚や友達に情報が無いか聞いてみる
- ハローワークで聞いてみる
- ネットの口コミサイトで確認する
(ナスコミhttps://ns-com.net/)
これは地獄への第一歩、絶対に焦って入職しちゃダメだよ。
経験者限定となっている
経験者限定というのは「教える暇がないから、教えなくてもできる人が欲しい」ということです。
教える暇がないということは「超忙しい・激務・マンパワー不足」ということが予測できます。
いくら経験があっても、教えてもらえないのは怖いですよね。
何かインシデントとか起こしても、フォローしてもらえないかもしれません。
こういう場合もブラック病院の恐れが高いです。
対策
- そこで働いている人、もしくは働いていた人に聞く
- 同僚や友達に情報が無いか聞いてみる
- ハローワークに聞いてみる
- ネットの口コミサイトで確認する
- (ナスコミhttps://ns-com.net/)
- 看護師転職サイトに聞いてみる
これは超忙しいこと確定だね。
施設内が汚い、掃除が行き届いていない
どの業界もホワイト企業は、掃除が行き届いていて綺麗な職場です。
「施設が汚い、掃除が行き届いていない」ということは、掃除するマンパワーが足りていない、清掃業者料金をケチっているということです。
必要なものでも経費を削っていくブラック経営だと予測できるので、看護師のマンパワーも不足している可能性が高いです。
マンパワー不足ということはブラック病院の可能性が高いです。
対策
- そこで働いている人、もしくは働いていた人に聞く
- 同僚や友達に情報が無いか聞いてみる
- ハローワークに聞いてみる
- ネットの口コミサイトで確認する
- (ナスコミhttps://ns-com.net/)
- 看護師転職サイトに聞いてみる
必要経費を削るのはブラック病院あるあるだよ。
看護師の年齢層に偏りがある
看護師の年齢層に偏りがあるということは
20代が多い病院は肉体的にハードなので、40代50代の中高年層にはきつい労働環境である。
40代50代が多い病院は中高年層が幅をきかせ居心地がいいが、20代の若年層には肩身が狭く居心地が悪い。
このようなことが予測できます。
看護師の年齢層が均等な病院の方が、各年代の意見が反映されやすく働きやすいです。
対策
- そこで働いている人、もしくは働いていた人に聞く
- 同僚や友達に情報が無いか聞いてみる
- ハローワークに聞いてみる
- ネットの口コミサイトで確認する
- (ナスコミhttps://ns-com.net/)
- 看護師転職サイトに聞いてみる
年齢層に偏りがあったら要注意だね。
働いているスタッフの表情が暗くないか?対応が横柄ではないか?
当たり前ですが労働環境が悪ければ、働いているスタッフの表情は暗くどんよりします。
対応も不親切だったり横柄なものになります。
スタッフの表情が暗かったり、雰囲気が悪かったりする病院はブラック病院の恐れが高いです。
病院見学や面接の時に、働いているスタッフの表情を注意してみてみましょう。
対策
- 病院見学や面接の時にスタッフの表情を見る
- 外来受診や面会などでスタッフの対応や表情を見る
- そこで働いている人、もしくは働いていた人に聞く
- 同僚や友達に情報が無いか聞いてみる
- ハローワークに聞いてみる
- ネットの口コミサイトで確認する
- (ナスコミhttps://ns-com.net/)
- 看護師転職サイトに聞いてみる
楽しく働けなかったら表情が暗くなるのは当たり前だよね。
面接官の態度が横柄で高圧的
面接時の面接官の態度が横柄で、高圧的な場合はブラック病院の確率が高いです。
こういう病院は応募者に圧迫面接をかけてきます。
募集をかければいつでも人が来ると思っているので、スタッフを駒としか扱っていません。
採用されても断る方が無難でしょう。
対策
- 病院見学、面接の時に確認する
- そこで働いている人、もしくは働いていた人に聞く
- 同僚や友達に情報が無いか聞いてみる
- ハローワークに聞いてみる
- ネットの口コミサイトで確認する
- (ナスコミhttps://ns-com.net/)
- 看護師転職サイトに聞いてみる
面接官が高圧的ってことは、管理部門全体が高圧的な可能性が高いよ。
電話受付の態度が悪い
電話受付の態度が悪いということは、接遇をおろそかにしているということです。
また労働環境が悪くてスタッフに余裕がなく、態度が悪くなる場合もあります。
いずれにせよブラック病院の確率が高いです。
対策
- 患者さんのふりをして、問い合わせの電話をしてみる
- 病院見学、面接の時に確認する
- そこで働いている人、もしくは働いていた人に聞く
- 同僚や友達に情報が無いか聞いてみる
- ハローワークに聞いてみる
- ネットの口コミサイトで確認する
- (ナスコミhttps://ns-com.net/)
- 看護師転職サイトに聞いてみる
受付は病院の顔だからね、こういう病院は要注意だよ。
1点だけを見ないで総合的に見て、ブラック病院か判断しましょう
1つでもブラック病院の特徴があったら「絶対ブラック病院だ!!」
ってことなの?
ここまで読んでいただけた方は、こんな疑問をお持ちですよね?
下記で詳しく解説します。
- この14個の特徴いずれかに当てはまったら、必ずブラック病院ですか?
-
この14点のうちいずれか1つに当てはまったからといって、必ずブラック病院というわけではありません。
第3者から見てブラックなマイナス要因でも、あなたにとって許容できる点があれば受け入れることも必要です。
例えば「サービス残業は多いけど給料は高い病院」があったとします。
マイナス要因の「サービス残業が多い」があるけど「給料が高い」から、受け入れることができるのであれば受け入れましょう。
1つマイナス要因があっても、多角的に見てそのマイナス要因を打ち消すぐらいのプラス要因があれば一つのマイナス要因を受け入れることも転職を成功させる秘訣です。
現実的には全てが自分の理想に近い職場は、そうあるものではありません。
全てがホワイトなんて無いからね。
ある程度の許容範囲を持つことも大事だよ。
まとめ:失敗しないためのブラック病院の特徴と対策14選
まだ他にもブラック病院の特徴はありますが、今回の14個の特徴と似たような特徴があれば、その病院はブラック病院である確率は高いです。
どの特徴も対策が似ていますが、ポイントは「その病院を知っている他者からの話を聞く」というです。
突っ込んだことを聞いても、ブラック病院側は絶対に「うちはホワイト病院ですよ」というふうにしか答えません。
看護師転職サイトやそこで働いていた人など、複数の候補が上がるのでなるべく多くの話を聞き、その中で信憑性のあるものを採り入れましょう。
信憑性のある話のポイントは①なるべく直近まで、働いていた現在働いている②働いていた期間が長い人③その病院との関係性が近い人。
またマイナス要因で許容できる点は総合的に見て、許容できるものであれば許容することも必要です。
この観点でみていけばブラック病院を見分ける確率は大幅に上がります。
あなたの転職が成功することを祈っています。
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