看護学校の費用ってどのくらいかかるの?
生活費もかかるけど
ほかにもお金かかることあるのかな?
看護学校の費用も大学や短大でも違うし、費用も学校の学費だけじゃなく参考書や模擬試験代とか何かとかかるもんだよ。
今回は看護学校時代にかかる費用について説明するよ。
学費は大学、短大、専門学校と学校によって変わる

看護学校も看護大学や短大に専門学校とあり、年数も違ってきます。
大体の金額を表にまとめてみました。
学校種別 | 支払期間 | 学費総額(概算) |
大学(私立) | 4年間 | 約450~700万 |
大学(国公立) | 4年間 | 約250万 |
短大(私立) | 3年間 | 約400万 |
短大(国公立) | 3年間 | 約250万 |
専門(私立) | 3年間 | 約250万 |
専門(国公立) | 3年間 | 約60万 |
目的は同じ看護師免許を取得するということですが、金額のばらつきが目立ちます。
これは公立と私立の差もありますし、年数の差もあります。
看護大学では保健師・助産師の受験資格も得られるので、一概に金額が高いからコスパが悪いということではありません。
大卒と専門卒では基本給も違います。
2020年の専門卒の基本給は平均20万1263円、大卒は平均20万7856円
差額6,593円です。
これにボーナスも関係しますから
1年分の基本給+ボーナス4か月=16か月
16か月×6,593円=105,488円
年間105,488円の差です!!
年数が経つとこの差はさらに開きますから、基本給が高いことを考慮して看護大学に
行くことも選択肢の一つです
大卒は基本給が高い、差額分の下では回収できる。
長く働くことで学費の差以上のリターンが確実に得られる。
学費の内訳

次に学費の内訳をみていきます。
基本的に内訳は表の4つに分けられますが、学校によって異なる場合があります。
費用 | 支払期間 | 使用目的 |
入学金 | 初年度のみ | 入学に伴い支払う費用 |
授業料 | 卒業まで | 授業に対して支払う費用 |
施設・設備費 | 卒業まで | 学校や設備、備品などに対して支払う費用 |
実験実習費 | 卒業まで | 実験や実習に伴い支払う費用 |
このほかに教科書代や実習用のナース服などがかかります。
学校によって異なりますが20万前後が相場です。ここまででも出費が多いですが
まだ出費が続きます。
実習期間は交通費もかかる

実習期間になると実習病院に行かなければなりません。
自転車や歩いて行ける近場にあればいいんですが、公共機関でないと行けない
実習先も期間中には出てきます。
学校でバスを出してくれる場合もありますが、そうじゃない場合は自分で交通費
を出して行かなければなりません。
途中で必要な参考書や模擬試験代もでてくる

教科書だけではわかりにくいし、参考書は必要不可欠です。
看護系の参考書は普通の参考書と比べて高いですし、都度都度必要になってきます。
また、模擬試験も自分の今の実力を知るためにうけなければなりません。
これも、お金がかかるんです。大体1回3000円から5000円くらいです。
学費のほかに生活費も忘れずに

なにより大きいのが、生活費です。
これは人によって大きく変わりますが、カツカツの生活だと心に余裕が生まれなく
勉強にも集中できなくなるので、ある程度の余裕を持たせたほうがいいです。
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