- なぜ精神科看護師さんは一般科に転職してもすぐ辞めてしまうのか?
- 精神科看護師さんが一般科に転職して、最初の1年目を乗りきるための6つのコツ
精神科から一般科に転職してやっていくためのコツを教えて?
精神科から一般科へ転職を考えてる方は、本当にやっていけるか不安をお持ちです。
実際に一般科に転職しても、やっていけずに精神科に戻ってしまう方も珍しくありません。
たしかに精神科から一般科へ転職するのは大変なことです。
ですが、一般科でやっていくためのコツを知っていれば恐れることはありません。
この6つコツを知っておけば、必ず1年目は乗り越えられます!!
一般科の最初の1年を乗りきる基本は「感謝すること」と「楽しむこと」です。
教えてもらったことに感謝していけば人間関係がよくなり、できるようになったことを楽しんでいけば長く続けることができます。
これなら誰でも無理せずに実践できます。
私は元精神科看護師で精神科のみ10年経験し、40歳で一般科(療養型病院)へ転職しました。
この基本を実践してもう13年一般科で働いています。
当時40歳だった私でもできたのですから、私より若い方なら再現性は充分にあります。
「楽しむこと」と「感謝すること」を基本とした、6つのコツを実践して行けば必ず1年目を乗りきれ、さらに3年5年と働き続けることができます。
そして、ステップアップし急性期病院に転職することも夢ではありません。
それでは解説していきましょう。
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なぜ一般科に転職したのに辞めてしまうのか?
一般科に転職しても、すぐに辞めてしまう精神科看護師さんは少なくありません。
原因は「周囲からの冷ややかな目」と「職場の居心地の悪さ」です。
私も一般科に転職した当初はこのような経験をしました。
一般科というアウェーな状況で頑張ってもなかなかうまく立ち回れません。
周りからは「もう看護師何年目なのに」という冷ややかな目でみられて居心地が悪くなる。
こんな悪循環が続けば、誰でも心が折れます。
楽しいことがなくただ苦しいことが続けば、誰でも心が折れて辞めてしまいます。
一般科へ転職する際のよくあるお悩みを解説します。
👉【元精神科看護師が解説】精神科から一般科へ転職する際のお悩み7選を解決!!
最初の1年を乗り越える基本は「感謝すること」と「楽しむこと」です
1年目を乗りきる6つのコツは下記のとおりです。
「基本編」と「実践編」に分かれますので順に解説していきます。
1年目を乗りきる6つのコツ
- 感謝すること(基本編)
- 楽しむこと(基本編)
- 鵜呑みにしないで自分で考える(実践編)
- 悪口を言われてもスルーする(実践編)
- メモをとるクセをつける(実践編)
- なにかあったら積極的に動く(実践編)
人は人間関係が良い職場なら、楽しく仕事ができ長く働けます。
一般科の中には人間関係が悪い職場もあります。
ですが、その中で「感謝すること」と「楽しむこと」をみつけて増やしていけば、だんだんと一般科の業務が楽しくなります。
「感謝すること」と「楽しむこと」が1年目を乗りきる基本です。
なぜ「感謝すること」が大事なのでしょう?
人にはされたことをそのまま返す「返報性」という心理効果があります。
簡単にいうと、されたことをそのまま返すということです。
感謝することで相手はあなたにプラスの感情を持ち「この人にまた教えてあげよう」というプラスのお返しをしてくれるようになります。
なぜ「楽しむこと」が大事かといいますと、人は楽しくなければ長く続けることはできないからです。
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【基本編】「感謝すること」「楽しむこと」で成長し人間関係も良くなる
そんなのぶっちゃけキレイごとじゃないの?
少しだけ学生時代の部活動を思い出してみて下さい。
あなたは中学高校とバレー部で頑張っていました。
最初は何もできずつらい日々でした。
顧問の先生と先輩に指導してもらい、友達とも切磋琢磨していきました。
彼らには感謝しかありません。
だんだんと体力がついてバレー技術も磨かれていき、試合にも出れるようになりました。
このように仲間に感謝することで、信頼できる良い人間関係を築いていけた。
そして、だんだんと進歩していく過程が楽しかった。
そんな中であなたは成長したのではないでしょうか?
具体的に「感謝すること」「楽しむこと」を実践する方法
学生時代の部活動と仕事じゃ話が全然違うよね?
じつは一般科で頑張ってみることも、前述の部活動と同じことなんです。
日々の業務の中で「感謝すること」「楽しむこと」を増やしていけば一般科の仕事が楽しくなってきます。
転職先では先輩看護師が一般科の業務や看護技術を教えてくれます。
あなたにしっかり向き合って、教えてくれた先輩看護師に「感謝」してください。
そうすると返報性がはたらき、先輩看護師はあなたに好感を持ち「この人にはもっとしっかり教えてあげよう」と思ってくれます。
このやり取りを繰り返していけば、だんだんと良い人間関係を築けます。
また、日々を頑張って行く中で「IVHの介助ができるようになった」「ペグ造設の介助ができるようになった」とできることが増えていきます。
精神科時代にできなかったことが「できるようになった」ことを楽しんでください。
ささいなことでもいいので「できるようになったこと」その楽しさやうれしさを大切にしてください。
こうすることで業務が楽しくなり、1年目を乗りきりことができます。
そして2年3年と続けていくことができます。
成長したらうれしいし仕事が楽しくなるよね!!
精神科看護師さんが働きやすい一般科病院を解説します。
👉【元精神科看護師が解説】精神科看護師さんの転職におすすめ一般科病院ベスト 3!!
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【実践編】すぐに使える4つのコツ
1年目を乗りきる基本はご理解いただけましたか?
これを軸として以下の4点を注意して行動していくと、1年目をさらにに乗りきりやすくなります。
鵜呑みにしないで主体的に考える
先輩看護師に教えてもらったことって、ついつい鵜呑みにしてしまいがちです。
ですがアドバイスや看護技術など教えてもらったこと、先輩看護師が行った看護には必ず「根拠はなにか?」を自分で調べて理解してください。
たとえば、SPO₂が70%台に低下しO₂5L送気中の患者さんいたとします。
先輩看護師がその患者さんの枕を肩枕に変えました。
ここで「なぜ肩枕にしたんだろう?」「なぜO₂をもっと上げないんだろう?」と疑問を持つことが大事です。
「肩枕は気道確保のため」「O₂を上げないのは肺での酸素化が不十分なので、O₂を上げても呼吸しずらくなるだけだから」と考えることができます。
・言われたことをそのまま鵜呑みにすると思考停止してしまいます。
・自分で根拠を調べてアセスメントできるようになりましょう。
決して先輩看護師を信用するなということではありません、鵜呑みにすると自分でアセスメントできなくなります。
自分でアセスメントする力がないと一般科ではやっていけません。
アセスメントするために自己学習もしっかりやろうね!!
悪口を言われてもスルーする
悲しいことですが、一般科の看護師の中には精神科看護師をあまりよく思ってない方が一定数います。
もしかしたら、そういう方と関わることがあるかもしれません。
・もしなにか言われたとしても「こういう人もいるよな」ぐらい軽い感覚でスルーして下さい。
・悪口はほとんど的外れなことなので、真に受ける必要はありません。
こんなことに凹むくらいなら、他のことに大事な時間とエネルギーを使いましょう。
悪口を言われた時に使えるスルースキルを解説します。
👉【看護師・看護学生】なに言われても、スルースキルで気にしない‼
メモをとるクセをつける
はじめてやる検査や処置などで、なにか教えてもらった時は必ずメモをとりましょう。
メモをとることで記憶しやすくなりますし、そのメモがあなたオリジナルのマニュアルになります。
なにか教えてもらったら必ずメモをとりましょう。
またメモをとる姿勢を見せることで「やる気のある人だな」「見込みのある人だな」とアピールすることができます。
メモをとられた方も「真剣に聞いてくれている」と感じあなたにプラスの感情を持ってくれます。
なにかあったら積極的に動く
「急に検査が入った」「急に入院が入ることになった」など、なにかあったら積極的に動いてやらせてもらいましょう。
できることはもちろんですが、できないことでも「見学させてください」と少しでも経験しておくことが大切です。
・積極的に動くことであなたのできることが増えていきます。
・まわりにあなたのやる気をアピールできます。
こうすることで周りから「あの人はよく動いてくれる」「あの人はやる気がある」と思われるようになります。
結果、あなたの信頼が上がります。
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「感謝すること」と「楽しむこと」ができれば一般科でやっていけます
ぶっちゃけ「感謝すること」と「楽しむこと」を実践できれば一般科で長く働けます。
「6つのコツ」は人間関係が良く、自分も相手も楽しく働けるようにするためのコツでもあります。
この基本となる「感謝すること」と「楽しむこと」は忘れないでください。
精神科看護師さんには一般科の「慢性期」がおススメです
一般科には「急性期」と「慢性期」があります。
急性期のほうが「THE看護師」という感じで勉強になると思う方も多いでしょう。
ですがいきなり急性期はハードルが高いです。
とにかくハードですし高度な看護技術も求められます。
まずは慢性期で一般科の基本を学ぶことが必要です。
慢性期の療養病徴の1日の流れを解説します。
👉看護師の一日の仕事の流れを教えて(療養病棟勤務の場合)?
また、うれしいことに精神科看護師さんは慢性期が向いています、理由はこの記事で解説します。
👉元精神科看護師が解説:精神科看護師の転職は急性期・慢性期どっちがおすすめ?
焦らないでね。
まずは一般科の基本を学ぶことが大事だよ。
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転職成功がするのは情報集が8割
転職活動が成功するかは事前の情報収集で8割決まります。
ここがブラックかホワイトかの分かれ道になります。
初めての転職で精神科から一般科に転職希望、なにしていいかわからないよ?
あなたの場合は普通の「一般科から一般科」と違い「精神科から一般科」という特殊なケースです。
転職自体が初めての方も多いでしょう。
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