看護師のパワハラ問題:被害者・加害者にならないためにどうするか?

看護師の人間関係
ノブ
ノブ

こんにちは、元ブラック企業サラリーマンで現看護師のノブです。
https://twitter.com/nobuban1200s2

 パワハラ問題って、よく聞きますよね?
働いていたら似たようなことは、誰でも経験しているのではないでしょうか?
ぼくもサラリーマン時代に壮絶なパワハラを受け、看護師になってからもパワハラを受けてきました。

実際に、看護師業界でもパワハラ問題はよく聞きます

新人ちゃん
新人ちゃん

これってパワハラじゃないの?

先輩ちゃん
先輩ちゃん

パワハラって、上司からだけなの?患者さんと同僚から「これってパワハラ?」みたいな事されたけど?

今までにこんなことってありませんでしたか?

パワハラの被害者・加害者にならないために、パワハラとは何か?から対策まで。
このパワハラ問題をブラック企業サラリーマンから、准看護師を経て看護師に転職し看護師歴16年。
ケアマネージャーと認知症ケア専門士の資格を持つ、ぼくが解説します。

この記事を読んでわかること

  • パワハラとはどういうものか?
  • 事件となったパワハラ事例
  • パワハラの被害者・加害者にならないためには、どうしたらいいか?
  • パワハラを受けたら、どうしたらいいか?

どんなことが正式にはパワハラなの?

パワハラ1

パワハラの定義

・職場の地位・優位性を利用しているもの
・業務の適性な範囲を超えているもの
・相手に精神的・身体的苦痛を与えたり、その職場環境を害する行為

 簡単に言うと
「ただのスタッフ看護師が、医師や師長などの上の立場の者から、普通は考えられない行き過ぎた仕事内容をふられたり。
 立場が上の者から、相手を苦しめるような不快な態度で、客観的にみても精神的苦痛を受けたと認められる状況」です。

要は自分よりも立場の弱いものを、ターゲットにしたいじめです。

「パワハラは上司からだけのもの」とは限らない

引用元:看護roo 本音アンケートhttps://www.kango-roo.com/yn/details/138

 上記のアンケートは看護師を対象にした「職場で受けたハラスメントの相手は」というものです。
看護師の上司から以外に、医師・同僚・患者・患者家族と様々な相手から、ハラスメントを受けていることが解ります。

パワハラには6種類あります

①身体的侵害 殴る、蹴る等の暴力。

②精神的侵害 暴言、侮辱等で精神的苦痛を与える。

③人間関係を切る 無視する、仕事を教えない、連絡をしない等で相手を
         孤立させる。その人にだけ仕事を与えない等。

④過大な要求 明らかに処理しきれないような仕事量を与える、相手の能力
       を上回るような要求をする。

⑤過小な要求 明らかに必要のない仕事をさせたり、相手の能力にふさわし
       くない仕事をさせる。看護師免許があるのに、ずっと掃除
       や電話番ばかりさせる等。

⑥個の侵害 プライバシーの侵害。勤務時間以外に必要もなく呼び出したり
      連れまわしたりする等。

パワハラだけがハラスメントじゃないんです

 ハラスメントには様々なものがあります。

おなじみのセクハラ・アルハラ、妊婦さんをターゲットにしたマタハラのほかに「ハラスメントというのはハラスメントだ」という、まるでギャグのような「ハラスメントハラスメント」というものまであります。

なんとハラスメントの種類は全35種類もあるんです。
https://agent-network.com/column/workplace469/

パワハラの事例

パワハラ2

北海道釧路の男性看護師の自殺、大口病院の看護師による点滴への異物混入など、パワハラが元凶となって起きた事件は多々あります。
https://kango.me/c/x89n80a5

パワハラの被害者・加害者にならないために

パワハラ3

 誰にでもパワハラの被害者になる可能性はあるし、場合によっては加害者となってしまうことも充分にあります。
次にそうならないための対策を解説します

被害者にならないためには?

 パワハラの被害者は「我慢していれば、そのうち収まる」「自分が我慢したら丸く収まる」というふうに、我慢してしまうことが多いです。

しかし、それは逆です。
相手は「抵抗しないから大丈夫だ、もっとやってやる」とエスカレートしてきます。

元々、喜んでパワハラやいじめをするタイプなんですから、相手のことは考えません。
反省もしないし、自分は悪くないとさえ思う様なのばかりです。

あなたはなにも我慢することはありません。
対策を行い、自分の身を守りましょう。

①職場のパワーバランスを確認する

 職場にはパワーバランスがあります。
ここを探るだけでも、パワハラしそうな人やクセの強い人が解ります。
信用できる人や自分の味方になってくれる人も解るので、早めに確認しておきましょう。

②変にオドオドしない

 コミュ障の人なんかは、妙に緊張してぎこちなかったり、変にオドオドしてしまうことがあります。
パワハラしてくる側は、そんな人をターゲットにしてきます。

理由は簡単です。
「自信なさそうだし、抵抗しそうもないから、パワハラしやすいんです」


たとえ自信が無くても、毅然とした態度を保ちましょう。

③声を大きくする

 声が小さい人は「自信がない、抵抗しそうもない」とみられターゲットにされやすいです。
声を出すときは、鼻に響かせるようにして、いつもの声の大きさよりも、2~3割り増しの声の大きさで話すことを心掛けると、相手に聞きやすい声の大きさになります。

声がしっかり出ている人は自信があるように見られます。
たとえ話の内容が悪くても、声がしっかり出ていると、それなりに聞こえる効果もあります。
声が大きい人は、気丈にもみられるのでパワハラされにくいです。

ぼくのおススメ動画

④威圧的な相手は受け流す

 すぐにマウントを取ろうとしたり、高圧的に接してくる人はどの職場にもいます。
そういう人は、気にせず受け流しましょう。

マウントする側は相手が、屈服した態度をとることを望んでいます。
屈服するもなにも、初めから受け流して相手にしないとマウントも取れません。
相手と同じ土俵に、上がらなけばいいのです。

加害者にならないために

パワハラ4

 普段は温厚なのに、ついイライラしていて相手が傷つくようなことを、言ってしまった。
こんなことは、よくあります。
そんなつもりはないのに、加害者になってしまうことも、充分に考えられます。

①イラつく自分を認め客観視する

 まずはイラついてる自分を認め、客観視しましょう。
客観視することで、冷静になれる部分もありますし、対策もとりやすいです。

②忙しくても変にイライラしない

  普段は温厚な人でも、忙しいとイライラすることは普通にあります。
そんな時に、普段は言わないきつい言葉を、言ってしまうことが多いです。

忙しくてイラついてる時は、「自分は今忙しくてイラついてるな」と、①のようにイラついてる自分を認めましょう。
そして、イラついてる中でできる、最善のことを行いましょう。

例えば「イラついてるから、5分だけ休憩しよう」「イラついてるから、言葉には気をつけよう」といった感じです。

③イラついたら深呼吸やストレッチをする

 深呼吸やストレッチには、リラックス効果があります。
イラつきも軽減されて、今できる最善策を考えやすくなります。
イラつきを感じたら、すぐに行うと効果的です。

④イラッとしたら相手の身になって考える

 これは、ちょっと難しいかもしれません
ですが、③を行い少しでもリラックスしてから行うと、やりやすくなります。

「相手もイラついてるんじゃないだろうか?」「こんなに忙しかったら、相手も大変だろうな?」
と考えるだけでも、イラつきが収まり最善策を考えやすくなります。

⑤イラついても仕方ないと割り切る

 何をやってもダメなら、仕方ないと割り切ることも必要です。
意外かもしれませんが、仕方ない割り切ると冷静になりやすくなります。
仕方ないと割り切ることで、かえってイラつきが収まりやすくなります。

もしパワハラを受けたなら、こうしましょう

パワハラ5

 誰しもパワハラの被害者になる可能性はあります。
パワハラを受けたからといって、そのままにするとエスカレートしてきます。
そうならないために、自衛策を解説します。

①信頼できる人に相談する

 パワハラを受けると、ついつい一人で抱え込む場合が多いです。
そうなると、向こうはエスカレートして、こちらはどんどん追い込まれていきます。

信頼できる人に相談するだけでも、気が楽になりますし、いい案がもらえるかもしれません。
そこから、味方が増えることもあります。

②パワハラの証拠を集める

パワハラの証拠として必要なもの

・記録(主観のため、証拠になりずらい)
 「いつ、どこで、誰に、何をされたか、それにより自分は感じたか」これをメモして
  おく。
  
・ボイスレコーダー(合成できるため、証拠になりずらい)
  相手の発言を証拠として録音しておく。

・第3者の証言(信憑性が高く、刑事事件でも重要視される)
  同じパワハラの被害者の声を集める。
  パワハラを目撃したものに証言してもらう。

 注意していくことは、記録は主観であり証拠になりにくい、ボイスレコーダーは合成できるので証拠になりにくい点です。

そのため、「第3者の証言」が信憑性がありますし、刑事事件でも「第3者の証言」は重要視されます。
たとえ、「同じパワハラ被害者の声が捏造だ」とか、「無理に同意を取ってる」と言われたとしても、そのパワハラ被害者を第3者としてみていた人が証言したら、信憑性は高いし覆しにくいです。

③無料弁護士に相談する

 素人では、対策に限界があります。
無料弁護士相談なら有益な情報が得られますし、相手側も事を大きくしたくありません。
ここまで行動してることが解ればひるんできます。

④どうしてもダメなら移動願を出す、転職する

 どうしてもダメなら移動願を出す、もしくは転職しましょう。
転職リスクやその他の労力を使わなけばなりませんが、心機一転して新しい人生を歩く方が、その後の人生も幸せになれると思います。

まとめ

MEMO
・パワハラは上司からだけじゃない、他のスタッフからも受けることがある
・ハラスメントはパワハラだけじゃない

・パワハラの被害者にならないために
 ①職場のパワーバランスを確認する
 ②変にオドオドしない
 ③声を大きく出す
 ④威圧手な相手は受け流す

・パワハラの加害者にならないために
 ①イラつく自分を認め客観視する
 ②忙しくても変にイライラしない
 ③イラついたら深呼吸やストレッチをする
 ④イラッとしたら相手の身になって考える
 ⑤イラついても仕方ないと割り切る

・もしパワハラを受けたなら
 ①信頼できる人に相談する
 ②パワハラの証拠を集める
 ③無料弁護士に相談する
 ④どうしてもダメなら、移動願を出す、転職する

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