- 一般科へ転職したい精神科看護師さん
- 一般科への転職に不安がある精神科看護師さん
40才で転職成功した私が解説|精神科看護師が一般科へ転職するための完全ガイド
【精神科看護師のお悩み】
一般科に転職したい精神科看護師です。
精神科から一般科に転職するまでの流れをくわしくおしえてください?
この記事は精神科看護師が一般科に転職する方法と転職の際に注意すべきことを解説します。
精神科看護師はメンタル的にも肉体的にも本当に大変な仕事で、患者さんからの暴言・暴力を受けることも日常茶飯事です。
ですが、こんなストレスフルな思いをしているのに、看護師として重要な看護技術と身体アセスメント能力はなかなか身につきません。
経験年数を重ねるたびに一般科で働く同期との差も開きます。
一般科に転職してスキルアップしようと思っても、まわりから「精神科から一般科に行くのは大変だ」「精神科でやれないのに一般科でやっていけるわけがない」と反対されてしまいます。
こんなに苦しんでいても、精神科看護師は一般科に転職するのは無理なんでしょうか?
結論:精神科看護師が一般科に転職するのは可能です。
そのためには「一般科に転職するとどんな困難があるのか?」を知って対策を立てておくことが必要です。
「やる気」と「行動力」があれば精神科から一般科への転職は可能です。
一般科を2~3年経験するだけでかなりスキルアップできます。
一般科に転職して「精神も身体も看れる看護師」にスキルアップしましょう。
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なぜ精神科看護師が一般科で学ぶ必要があるのか?
あなたは目の前の「2025年問題」超高齢化社会に対応できる看護師ですか?
【2025年問題とは】
75歳以上の後期高齢者が全人口の約18%になり、2040年には65歳以上の高齢者が全人口の約35%、超高齢化社会になることです。
これからは一般科も精神科もさらに高齢化がすすみます。
一般科でも精神科でもさらなる高齢化にともない身体疾患も増え、看護師はより高度な看護技術と身体アセスメントが要求されます。
これからは精神科看護師も一般科スキルが無いとやっていけない時代です。
精神科のキャリアしかないと「急変対応ができない」「身体アセスメントができない」どの科でもやっていけない看護師になります。
≫なぜ精神科看護師が一般科で学ぶ必要があるのか?をさらにくわしく解説します。
精神科から一般科に「転職する前に知っておきたいこと5選」
一般科は精神科と仕事内容も雰囲気も全く違うので、下記のことは事前に知っておきましょう。
- まずは慢性期で一般科に慣れる
- 転職先では経験年数でみられる
- 一般科は想像以上に大変
- 同じ職場の人に相談してはいけない
- 女社会で生き抜く覚悟を持つ
まずは慢性期で一般科に慣れる
いきなり精神科から急性期へ転職するのはおすすめできません。
あまりの忙しさとレベルの違いに挫折してしまいます。
最初は慢性期で一般科に慣れることからはじめましょう
あせることはありません、慢性期で慣れてから急性期に行くことは可能です。
>>いきなり急性期へ転職するのをおすすめしない理由をくわしく解説します。
転職先では経験年数でみられる
一般科の経験がなくても転職先では「臨床経験何年目の看護師」としてみられ、それなりの知識と技術が求められます。
ですが、あまり心配しないで下さい。
3~6か月の試用期間があり、プリセプターがついて指導してくれます。
まずは見学から入るので、しっかり見学して自己学習していきましょう。
だんだんと一般科の業務に慣れていきます。
一般科は想像以上に大変
一般科は精神科に比べて常に時間に追われ、精神的にも肉体的にも想像以上に大変な職場です。
慢性期でも常にスケジュールは詰まっていますし、急変や緊急入院も普通にあります。
同じ職場の人に相談してはいけない
精神科の中にはアンチ一般科の人が一定数います、同じ職場の人がアンチ一般科の場合もあります。
あなたの立場が悪くなることもあるので、同じ職場の人に相談してはいけません。
女社会で生き抜く覚悟を持つ
一般科はほぼ女性の「女の職場」で、精神科のように男性は多くないです。
場合によってはお局さまもいますし、ドロドロした人間関係があることもあります。
「女社会で生き抜く覚悟を持つ」ことが大切です。
>>一般科に転職する前に知っておくべきことをさらに詳しく解説します。
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精神科から一般科に転職するための「対策5選」
働きやすい一般科に転職するため、下記の5つのポイントを意識して転職活動を行いましょう。
- 自己分析を行う
- 転職の目的を決める
- 希望の条件の優先順位をつける
- 転職する期限をきめる
- 応募先の内部情報(人間関係、離職率など)を入手する
自己分析を行う
自己分析はあなたの転職の「原案」のようなもの、自分のキャリアやスキルをたな卸しましょう。
結果から「自分の長所と短所」「自分がなにをしたいか?」「なんのために転職するのか?」などがはっきりします。
>>自己分析のやり方をくわしく解説します。
転職の目的を決める
直近だけではなく、5年後や10年後を見据えた転職の目的を決めましょう。
例えば
- 5年後に認知症認定看護師になる
- 5年間慢性期で働いてから急性期に転職する
このように具体的にどんなキャリアを積みたいかを考えることで、今やるべきこともはっきりしてきます。
5年後、10年後を見据えることは長く働くための秘訣です
希望の条件に優先順位をつける
仕事面とプライベート面のバランスをとって優先順位をつけましょう。
仕事面は優先順位が高いですが、仕事ばかりだと精神的にも体力的にももちません。
「残業が少ない」「休みがしっかりとれる」「収入を増やしたい」といったプライベートの充実も必要です。
転職する期限を決める
先延ばしを防ぐために「私は〇月までに転職する」と期限を決めましょう。
通常の看護師転職は3か月が目安になりますが「精神科から一般科への転職」は全く違う科への転職です。
余裕を持って6ヶ月を目安に期限を決めるのがおすすめです。
私は12月から転職活動をはじめて翌年5月に入職しました(計5ヶ月)
結果、あせることなく余裕を持って転職することができました。
看護師転職サイトを使って応募先の内部情報を入手する
ブラック病院をさけるために、看護師転職サイトを使って応募先の内部情報を入手しておきましょう。
看護師転職サイトは現場を訪問して、転職先で働く人の生の声をきいているので、正確な情報を持っています。
- 人間関係の良さ
- パワハラの有無
- 離職率
- 有給取得率
- 昇給率
信頼できる内部情報をどれだけ入手できるかが転職成功の秘訣です
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「精神科から一般科へ転職」を7ステップで解説
精神科から一般科への転職の流れは下記になります。
精神科から一般科への転職の流れ
- 自己分析を行い転職する科と希望条件を決める
- 看護師転職サイトに登録し求人をさがす
- 転職先を決めて履歴書を送る
- 職場見学を行う
- 面接を受けて内定をもらう
- 退職届を出し引継ぎを行う
- 転職先に入職する
それでは順に解説していきます。
①自己分析を行い転職する科と希望条件を決める
自己分析を行い「あなたの経歴」「あなたのスキル」を箇条書きでいいのですべて書き出します。
そこから「あなたがやりたいこと」「あなたの希望条件」「あなたの理想像」などを深堀していきます。
そのうえで「どの科に転職するか?」を決めましょう。
できれば慢性期で働きたい科を選ぶことをおすすめします。
>>こちらで自己分析のやり方を解説します
②看護師転職サイトに登録し希望にあった転職先をさがす
看護師転職サイトに登録して、希望にあった転職先をさがしましょう。
個人で転職活動を行う場合は看護師転職サイトの利用が不可欠です。
ハローワークとかよりも求人数も多く、情報も信頼できるものです。
情報収集は看護師の病院口コミ・求人サイト 【ナスコミ】でもできます。
当サイトのおおすすめ看護師転職サイト
- 公式
看護roo!
- 公式
- 公式【ナースではたらこ】
看護師転職サイトは2つ登録したほうが、採用確率が上がります。
③転職先を決めて履歴書を送る
転職先を決めて履歴書を書いて送ります。
看護師転職サイトの履歴書・職務経歴書添削サービスを利用しましょう。
転職先に採用されやすい志望動機の書き方など教えてもらえます。
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並行して一般科に転職してから困らないように、最低限必要なことを予習しましょう。
予習しておくべき科目
- 基礎看護
- 各部位の代表的な疾患
④職場見学を行う
職場見学を行い転職先の雰囲気をみておきましょう。
くわしい日程調整は看護師転職サイトの担当者がセッティングしてくれます。
変に雰囲気が悪かったり、スタッフに活気がなかったりする場合はブラック病院かもしれません要注意です。
⑤面接を受けて内定をもらう
看護師転職サイトの面接対策を利用してから、面接を受けましょう。
看護師転職サイトは面接対策のサービスを行っています。
転職先の面接傾向を把握していることもあるので、利用しておきましょう。
面接対策のポイント
- 応募先の病院がどんな人材を欲しがっているか?
- 面接ではどんな質問をしてくるか?
- 逆質問で好感を持たれる質問はどんな質問か?
採用されたら早めに連絡して手続きを行ってください。
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⑥退職届を出し引継ぎを行う
トラブルを避けるため最低2か月前までに、退職の申し出をし引継ぎしておきましょう。
労働基準法では退職の申し出は退職日の2週間前まででとされています。
ですが、引継ぎの関係とトラブルを避けるために最低2か月前には伝えておきましょう。
もし引き止められた場合は「ポジティブな退職理由」があれば、引き止められずに円満退職できます。
⑦雇用条件を交渉して転職先に入職する
給与など雇用条件の交渉は看護師転職サイトが代行してくれます。
採用条件に納得できたら入職します。
また入職後、事前に聞いていた条件と違っていたなどのトラブルがあった場合は、看護師転職サイトの担当者に相談してください。
担当者が病院に取り合ってトラブルを解決してくれます。
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「精神科から一般科に転職」1年目をのりきるには?
実際に精神科から一般科に転職してもやっていけずに、すぐに辞めて精神科に戻る方は多いです。
下記は1年目をのりきるために必要なことです。
- 仕事を教えてくれたことに感謝する
- 仕事を覚えてできるようになったことを楽しむ
精神科時代のプライドが邪魔して、このような謙虚な姿勢を持てない場合があります。
1年もてば3年、3年もてば5年と長く働くことができます。
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「おためしバイト」することもできる
- いきなり転職するのはこわい
- 一度職場を体験してから転職を考えたい
このような方は一度バイトして実際に職場をみてみましょう。
自分に合うか試せてお金ももらえるので一石二鳥。
どんな職場か仕事内容かを実際に体験することで、転職失敗を防ぐこともできます。
下記の「カイテク」は施設からクリニックまで求人があるのでおすすめです。
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「精神科から一般科へ転職」は看護師転職サイトの利用がおすすめな理由
自力で転職活動することも可能ですが、時間や労力を考えると圧倒的に看護師転職サイトを利用したほうが安全確実に転職できます。
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「精神科から一般科へ転職」におすすめ看護師転職サイト3選
一般科への転職を成功させるためには
- 転職サポートが手厚い
- 信頼できる内部情報を入手できる
この2点が優れた看護師転職サイトを利用することが大切です。
下記はこの2点が優れた当サイトのおすすめ看護師転職サイト3社です。
当サイトおすすめの看護師転職サイト
- 公式
- 公式[看護のお仕事
- 公式[【ナースではたらこ】
>>こちらでおすすめ看護師転職サイト3社をくわしく解説します
下記はおすすめするポイントです。
ここがうれしいポイント
- 完全無料で利用できる
- 手厚い転職サポートを受けられる
- 信頼できる情報を入手できる
- 情報収集だけでも利用できる
- 希望の求人がなければ転職しないでもいい
つまり利用するあなたには、なんの負担も無く転職サポートを受けられるということです。
転職成功の秘訣は「看護師転職サイトを2~3社利用すること」です
引用元:リクルートエージェント
なぜなら、一般職を含む転職市場では半数以上の方が転職サイトを2~3社利用しています。
そして1社よりも多く採用を勝ち取っています。
より理想の職場に転職をするために最低2社に登録してください。
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「精神科から一般科へ転職」する際によくある質問
>>こちらでさらにくわしく一般科へ転職する際のお悩みを解説します
まとめ|「精神科から一般科へ転職」失敗しない看護師転職の方法とは?
精神科から一般科へ転職することはたしかに楽ではありません。
ぶっちゃけ一番大切なのは入職してからです。
長く働くためには「良い心掛け」をもって「良い人間関係」を築いていくことが必要不可欠になります。
これができれば最初は大変でも「働きやすい職場」にだんだん変わっていきます。
結果「精神科から一般科へ転職」が成功します。
精神科から一般科に転職するのに、なにかご質問などありましたら≫こちらからお問い合わせください。
少しお時間いただくかもしれませんが、お答えさせていただきます。
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